健康寿命UP術
2019/03/27
【健康寿命UP術】定年で気の緩み…「荷おろしうつ病」にご用心!
仕事のストレスは体調不良の引き金になるが、ストレスが一気になくなるのも、またよくないことをご存じだろうか。たとえば、定年退職の直後。ゆっくり休むことができ、好きなことに取り組めるのはよいが、しばらくして体調を崩してしまう人もいる。「定年退職後にストレスから解放されると同時に、生活のリズムが乱れること2019/03/27夕刊フジ詳しく見る
2019/03/22
【健康寿命UP術】ストレス解消の一助に「香り」 コーヒーやアロマでリラックス
仕事が多忙な時期や、親の介護に追われるなど過度なストレスにさらされていると、心身とも体調を崩しやすい。帰宅後のストレス発散も容易なことではないだろう。なにかよい方法ないのか。「香りを活用するとよいと思います。嗅覚は、危険な臭いを嗅ぎ分けてすぐに逃げるなど、瞬時に思考や行動に作用します。香りによるリラ2019/03/22夕刊フジ詳しく見る
2019/03/15
【健康寿命UP術】個人差ある「ストレス」切り抜けるには? 放置すると鬱病リスクも
期末や人事異動で多忙な時期には、イライラ感が増し、胃痛、頭痛、腰痛などの症状にも見舞われやすい。「これは、メンタルをやられそうだな…」と思っても、ストレス発散の時間すら持てないというのが本音だろう。ところが、同じような状況なのに、いつも元気な人もいる。その差はどこにあるのか。「人間は、気温や湿度、人2019/03/15夕刊フジ詳しく見る
2019/03/08
【健康寿命UP術】月に2キロ無理なく減量 「ビタミンB」群を意識して!
3月に入って、温暖な日に薄着になると、お腹周りの脂肪が気になってくる。ダイエットの必要性は理解していても、仕事のストレス発散が飲み食いに向かっている人は、思うように減量が進まない。体が重く感じられ疲労感が続くようなことも。気持ち良く新年度を迎えるために、さっそく打開策を検討しよう。「慢性的な疲労を抱2019/03/08夕刊フジ詳しく見る
2019/02/23
【健康寿命UP術】「70歳以降も働く」ために50~60代からの血管管理
70歳を過ぎても元気で活動的な日々を過ごす人が増えてきた。政府が「70歳雇用延長」を促進するなか、否応なく仕事を続けなければいけない時代も迫っている。病気やケガで要介護状態になりたくないのは、万人の願いだろう。そのポイントとなるのが、50代から60代の健康管理だ。「人間ドックの検査を長年受け、糖尿病2019/02/23夕刊フジ詳しく見る
2019/02/14
【健康寿命UP術】寒い時期の「ビタミンD」不足 糖尿病リスクに拍車
暦の上では春だが、度重なる寒気が列島を覆う。日光にあたる時間が少ないと皮膚で産生されるビタミンDが不足して、大腸がんなどの病気につながる可能性があることを前回紹介した。ビタミンDは、細胞が正常に働くために欠かせない栄養素であり、不足すると生活習慣病による2型糖尿病(以下、糖尿病)にもなりやすいという2019/02/14夕刊フジ詳しく見る
2019/02/04
【健康寿命UP術】2型糖尿病撃退! 通勤はスニーカーで「駅フィットネス」
寒さがいっそう厳しくなり、鍋奉行の出番がやってきた。気になるのは「つい食べ過ぎ」てしまったときにリスクが上がる2型糖尿病(以下、糖尿病)。国内では予備軍も含めて約2000万人と推計され、心筋梗塞や認知症などにも関わり、健康寿命に悪影響を及ぼしかねない。健康診断の空腹時血糖値が126mg/dl以上で糖2019/02/04夕刊フジ詳しく見る
2019/01/26
【健康寿命UP術】老化予防の男性ホルモンアップ法 運動や趣味は生活習慣病予防にも効果
健康寿命を延ばすためには、活動的な毎日を過ごしたい。だが、加齢とともに体力は低下し、趣味などへの興味が薄れてしまうことがある。それに関わる大きな要因のひとつがホルモンだ。ホルモンの種類は数多く、血圧調整や酵素の働きなどさまざまな役割を担っているが、とくに男性にとって重要なホルモンといえば、男性ホルモ2019/01/26夕刊フジ詳しく見る
2019/01/21
【健康寿命UP術】高齢で発症する「前立腺がん」増加中 「PSA検査」の活用を
超高齢化社会の到来で、加齢とともに発生しやすい前立腺がんの患者数が増えている。亡くなる人も右肩上がりだ。前立腺がんは、男性ホルモンの影響を受けて増殖するといわれるが、加齢に伴い男性ホルモンは低下するのが一般的。少なくなるはずの男性ホルモンに関わる前立腺がんが、なぜ高齢で発症しやすいのか。「高齢になる2019/01/21夕刊フジ詳しく見る
2018/12/27
【健康寿命UP術】腰の“痛みの悪循環”を断つ!「腰痛」治療法
多くの人を悩ます腰痛は、運動習慣を妨げて生活習慣病の後押しをする。転倒骨折などにもつながり健康寿命を縮める要因でもある。その原因は、背骨のクッションの椎間板が飛び出す椎間板ヘルニア、背骨の神経の通り道の脊柱管(せきちゅうかん)が狭くなる脊柱管狭窄症などさまざま。治療を受けても痛みが治まらないこともあ2018/12/27夕刊フジ詳しく見る
2018/12/22
【健康寿命UP術】簡単な「踏み段昇降」で腰痛・肩こり解消! 姿勢を正し筋肉を鍛えることで予防を
冬場は着る衣類も重くなり、寒さによる血行不良も伴って、肩こりや腰痛などに悩まされやすい。季節を問わずに肩こりや腰痛を抱えている人もいる。厚労省の2016年「国民生活基礎調査」によれば、症状の訴えで最も多いのは、男性で第1位が腰痛、第2位が肩こり、女性で第1位は肩こり、第2位は腰痛。男女問わずに悩みの2018/12/22夕刊フジ詳しく見る
2018/12/07
【健康寿命UP術】食べたヨーグルトが腸に合っているか、判別する方法は?
忘年会の時期には、いつもよりも飲酒量が増えやすい。「昨夜はちょっと飲みすぎたな」と思った翌朝、下痢に見舞われてしまうこともある。それは、健康と深い関わりのある腸内細菌が乱れた証しだ。「人間の腸内に1000兆個も存在するといわれる腸内細菌は、さまざまな細菌によって成り立ち、その構成によって免疫機能、ビ2018/12/07夕刊フジ詳しく見る
2018/11/29
【健康寿命UP術】きちんと自分の便をチェック 大腸内視鏡検査を受けるべき「7つの兆候」
加齢に伴い衰えていく腸の機能により男性は中年期以降、便秘で悩まされる人が増える。お腹がスッキリしないと食事も進まず、体調不良では活動量も低下、健康寿命を脅かしかねない。排便習慣は大切だが、出した「うんち」の形も健康のバロメーターとなる。一般にバナナ状が健康といわれるが、人によってコロコロと硬い便や柔2018/11/29夕刊フジ詳しく見る
2018/11/24
【健康寿命UP術】排便をガマンすると機能性便秘に 腹マッサージ、腹式呼吸で弱った排便反射の活性化を
近年、腸の環境の乱れが病気の発症や進行に関連していることがわかってきた。腸を健康にすることで免疫バランスを整え、糖尿病や肥満などの生活習慣病を防ぐだけでなく、認知症や鬱(うつ)病などの予防などにも役立つかもしれない。そんな腸が不調のサインの代表格が便秘。女性は20代から悩む人が増え、男性も40代、52018/11/24夕刊フジ詳しく見る
2018/11/15
【健康寿命UP術】油の摂り方に注意 オメガ6とオメガ3の理想的な摂取量は?
冬期に起きやすい鬱(うつ)病の発症リスクを抑えるには、魚介類を1日111グラム食べることが役立つことを前回紹介した。国立がん研究センター社会と健康研究センターが、昨年9月に発表した研究報告である。魚介類に含まれる油の成分「オメガ3系脂肪酸」が、脳の神経細胞や神経伝達物質などに作用し、鬱病発症リスクを2018/11/15夕刊フジ詳しく見る
2018/11/10
【健康寿命UP術】秋の鬱病予防に魚介類の「オメガ3系脂肪酸」 リスク下げる3つの食パターン
秋になって日照時間が短くなると気分が沈みがちだ。仕事や対人関係の過重なストレスが加わることで、鬱(うつ)病になってしまう人もいる。魚介類を適度に食べることと鬱病予防の関連が、昨年9月に発表された国立がん研究センター社会と健康研究センターの疫学調査(多目的コホート研究、全国14万人を追跡)で明らかにな2018/11/10夕刊フジ詳しく見る
2018/11/03
【健康寿命UP術】がん治療後の不安減らす「オメガ3系脂肪酸」 食事に取り入れ“再発恐怖”を軽減
国内で年間38万人以上の命を奪うがんは、年間100万人以上が発症していると推計される。早期発見・早期治療で予後は改善しやすくなったが、進行がんやがんの再発など油断できない。そのため、がん治療後に「再発したらどうしよう」と不安が膨らむことは珍しいことではない。強い不安から外出を控えて活動量が極端に減り2018/11/03夕刊フジ詳しく見る
2018/10/26
【健康寿命UP術】外出機会や交流が減ると死亡率が2.2倍に 高齢者になる前から地域社会との関わりを
高齢になって外出する機会や人と交流する機会が減ると、死亡率が高くなる-。このショッキングな事実が、今年7月、東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チームの国際雑誌に掲載された論文で明らかになり波紋を広げている。(1)同居家族以外とのコミュニケーションが週1回未満で、(2)外出も1日12018/10/26夕刊フジ詳しく見る
2018/10/22
【健康寿命UP術】週に5回、30分掃除するだけ 日々の活動量を上げて認知症予防
話しながら歩くと、意識が話に集中することで足元がおぼつかなくなり、転倒や衝突といったことにつながりやすい。「ながら歩き」は危険だが、全くできなくなるのも危険なサイン。暗算などをしながら歩く「2重課題条件下」の歩行で、ただ歩くだけのときよりも極端に歩く速度が遅くなる人は、軽度認知障害(MCI)の可能性2018/10/22夕刊フジ詳しく見る
2018/10/12
【健康寿命UP術】“ながら歩き”で速度が極端に遅くなるなら… 軽度認知障害を見逃すな
同僚や家族と話しながら歩くと速度が著しく遅くなることはないだろうか。試しに、普通に歩く速度と、数字の100から7ずつ引き算をしながら歩いたときを比べてみよう。速度が極端に遅くなるようなら、認知機能の低下が関与している。その程度がひどくなると軽度認知障害(MCI)である可能性や、MCIから認知症へ移行2018/10/12夕刊フジ詳しく見る
2018/10/03
【健康寿命UP術】睡眠時無呼吸症候群の治療で夜間頻尿の改善も
健康寿命を縮める認知症や脳梗塞、心筋梗塞などには、寝ている間に何度も呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群が関わってることを先週まで検証してきた。その原因はさまざま。口や鼻から入った空気は、口の奥の軟口蓋(なんこうがい)でつながり、ノドの気道へ送られる。軟口蓋が舌のつけ根や脂肪などで塞がれると、空気は通れず2018/10/03夕刊フジ詳しく見る
2018/09/29
【健康寿命UP術】突然死も招く睡眠時無呼吸症候群、知らぬ間に心臓に大きな負担
夜間に何度も呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群は、前回ご紹介したように認知症の温床になるほか、さまざまな病気を後押しするやっかいな病気だ。中でも、長期的に肺や心臓にダメージを与えると、健康寿命を脅かしかねないから注意が必要。「睡眠時無呼吸症候群では、呼吸が止まった後、一気に呼吸が再開されることで肺に悪影2018/09/29夕刊フジ詳しく見る
2018/09/20
【健康寿命UP術】その眠気は危険のサインかも… 睡眠時無呼吸症候群、放置すると認知症の恐れも
健康を維持するには、ぐっすり眠ることが肝要。だが睡眠時間を確保しても目覚めが悪く、疲労感も残って、日中に強い眠気に襲われる人は要注意である。原因のひとつとして知られる睡眠時無呼吸症候群は、万病の元ともいわれる。寝ているときに、無意識のうちに舌の根元や脂肪などで口の奥の空気の通り道が塞がれ、10秒以上2018/09/20夕刊フジ詳しく見る
2018/09/12
【健康寿命UP術】焼きナスより揚げナスの方が体にイイ ポリフェノールは皮に多く含まれる
食材に含まれるポリフェノールは、体内の酸化(いわばサビのような変質)を防ぎ、老化防止や病気予防に役立つといわれる。ポリフェノールは、色の濃い野菜などに多く含まれ、ナスもそのひとつ。「秋ナスは嫁に食わすな」という慣用句では、美味しい秋ナスを嫁に食べさせない姑の心情を表したとも、ナスは食べ過ぎると体を冷2018/09/12夕刊フジ詳しく見る
2018/09/06
【健康寿命UP術】野菜や果物をジューサーにかけると栄養素が奪われる! 飲み方にコツあり
病気や老化予防には、野菜や果物のビタミンやミネラルなどの摂取が不可欠だ。厚生労働省が呼びかける健康運動「健康日本21(第2次)」の野菜摂取量の平均目標値は350グラムだが、2016年「国民健康・栄養調査」の平均値は276・5グラムにとどまり、野菜不足の人は多い。朝食代わりに野菜や果物をジューサーにか2018/09/06夕刊フジ詳しく見る
2018/08/30
【健康寿命UP術】“ネバネバ”食材で残暑バテ改善! 山芋、納豆、オクラ…血糖値の上昇抑えて酸化を防ぐ
まだまだ厳しい気象状況が続く今年は、“残暑バテ”で食欲が低下しがちな人もいるだろう。とはいえ、のど越しのよいソーメンやソバばかりを食べていると、栄養不足でパワーが出ずに疲れやすい。運動をする気力も起きず筋力も低下して健康寿命に悪影響を与えてしまいそうだ。食による改善策はあるのか。「夏バテのときには、2018/08/30夕刊フジ詳しく見る
2018/08/28
【健康寿命UP術】中年期も危ない「フレイル」 バランス食&運動習慣で予防を
年を重ねて生活習慣による高血糖を放置していると、心筋梗塞や脳卒中、認知症のリスクが高まる。さらには、心身機能の低下によって寝たきりにつながる「フレイル」(=体が虚弱な状態)にも陥りやすい。厚労省は、2016年度からフレイル対策を実施している。フレイルは高齢者に起こりやすいため、「自分にはまだ関係ない2018/08/28夕刊フジ詳しく見る
2018/08/08
【健康寿命UP術】「フレイル」を阻止せよ! 筋肉量の低下と糖尿病の見逃せない関係
国内で予備群も含めて約2000万人と推計される糖尿病。高血糖状態が続くことで血管などに悪影響を及ぼし、腎不全や心筋梗塞、脳卒中といった命に関わる合併症であることはよく知られている。近年、高齢者の「フレイル」に関係が深いことも明らかになってきた。フレイルとは、加齢によって運動機能や認知機能などの予備能2018/08/08夕刊フジ詳しく見る
2018/07/12
【健康寿命UP術】発酵食品と野菜・果物で「腸寿食」 日本の長寿県&世界一の長寿村に共通点
国内の死因第1位はがん。健康寿命を縮める要介護原因第1位は認知症で、2位は脳血管疾患だ。いずれも腸内環境との関係についての研究が、近年進められている。腸内環境を整えれば、それらの病気予防につながるともいわれるが、実際はどうなのか。「日本の長寿県と、世界一の長寿村の食事内容を比較すると共通点が多い。そ2018/07/12夕刊フジ詳しく見る
2018/07/04
【健康寿命UP術】「歩行速度」意識すると認知症リスク低減 膝が痛いときは無理のない範囲で
近年、歩行速度が認知症など健康寿命に関わることがわかってきた。東京都健康長寿医療センターなどの研究報告では、歩く速度が遅いほど介護を必要とするリスクが高まり、認知症のリスクも上がることが分かっている。一方、有酸素運動や筋肉トレーニングを行う高齢者は、脳の容積が増えて認知症のリスクも低減するなど、運動2018/07/04夕刊フジ詳しく見る
2018/06/21
【健康寿命UP術】「住民主体の居場所づくり」で高齢者の健康増進 ポイントは「自分たちで場所を見つけて集う」
日本は今4人に1人が高齢者の時代。さらに、2060年には約2・5人に1人が高齢者になると見込まれる。厚生労働省の「平成27年度介護保険事業状況報告」では、要介護(要支援)の認定者は620万人で右肩上がりに増加中だ。健康寿命を延ばすには運動習慣の継続が求められ自治体でもサポートが行われている。では、高2018/06/21夕刊フジ詳しく見る
2018/05/30
【健康寿命UP術】健康寿命を延ばすカギはメンタル 人生を楽しんでいる人は脳卒中や心臓病を遠ざける
健康寿命を延ばすには、健康がなによりだが、食事・運動・睡眠を見直して健診数値を改善するだけでは足りないという見方がある。「人生を楽しんでいる」かどうかのメンタルが重要なカギを握るというのだ。『人生を楽しんでいる人は歳をとらない』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者で、東海大学医学部血液・腫瘍内2018/05/30夕刊フジ詳しく見る
2018/04/27
【健康寿命UP術】寝つき悪いと高血圧・糖尿病リスクが2倍に 睡眠環境の見直しで健康寿命UP
睡眠は“心身の健康”に役立つといわれる。過去の疫学研究などでは、7時間前後の睡眠時間が死亡リスクを低くし、ぐっすり眠ることで、生活習慣病、心筋梗塞や脳卒中などのリスクも下がると報告されている。「睡眠は、疲れた脳や体を休ませ、心身のストレスを解消する、脳に入ってきた情報を整理して記憶にとどめる、免疫力2018/04/27夕刊フジ詳しく見る
2018/04/19
【健康寿命UP術】適量の赤ワイン、カレースパイス、旬の食材が「がんを抑制」
1990年代に「フレンチパラドックス」という言葉が話題になったのをご存じだろうか。フランス人は、肉食など動脈硬化を促進する食生活を送っていても、心筋梗塞を起こす人が少ないとの疫学調査により科学者が名付けた言葉だ。その要因として注目されたのが「赤ワイン」。ポリフェノールの抗酸化作用などが、動脈硬化予防2018/04/19夕刊フジ詳しく見る
2018/03/29
【健康寿命UP術】老人性“フレイル”を防ぐ3つの方法 中年期も含め「今から始める」ことが必要
栄養不足の高齢者は、筋力や体力、認知機能などが低下して「フレイル(虚弱)」な状態に陥り、寝たきりにつながりやすい。これは栄養面をカバーするだけでは解消できないという。「フレイルは、心身機能、生活機能、社会機能の3つの機能的健康が損なわれます。栄養を十分にとるだけでは不十分なのです。栄養・体力・社会参2018/03/29夕刊フジ詳しく見る
2018/03/27
【健康寿命UP術】高齢者の虚弱防ぐ食のキーワード「さあにぎやかにいただく」
高齢で足腰が弱くなり体力が落ちる「フレイル(虚弱)」になると、寝たきりにつながり生命予後も短くなる傾向がある。そのひとつの指標として「低栄養」の話を前回紹介した。肉類や脂肪分などを控えた食事で、血液中の血清アルブミン(タンパク質の一種)値が低くなると、そうでない人と比べて生存率が低い。しかも、太って2018/03/27夕刊フジ詳しく見る
2018/03/16
【健康寿命UP術】高齢者襲う虚弱「フレイル」の恐怖 60代以降の体重低めは要注意
高齢になって筋力や体力が低下し、気力も失われて元気がない人がいる。転倒・骨折、風邪から肺炎への移行、認知機能の低下など、健康寿命を縮めかねない事態を招きやすい。この状態を「フレイル」(虚弱)と言い、「低栄養」が深く関わっている。「私たちの疫学研究では、肉類や卵などを食べずにやせている人と、逆にしっか2018/03/16夕刊フジ詳しく見る
2018/03/13
【健康寿命UP術】歯周病を悪化させないために 歯茎を鏡でチェック、早期治療が肝心
歯周病は全身の病気と関係し、健康寿命を縮める要因となることを前回までに紹介した。50代の半数以上は、歯と歯茎の境目間の歯周ポケットが4ミリ以上で、歯周病の疑いがもたれている(厚労省「平成28年歯科疾患実態調査」)。歯周ポケットで無数に繁殖する歯周病菌が、歯茎や歯の周りの組織に炎症を起こし、歯の土台の2018/03/13夕刊フジ詳しく見る
2018/03/02
【健康寿命UP術】「正しいハミガキ」習慣を 歯周病と動脈硬化の危険な関係を断つ
寝たきり要因の一つ脳梗塞は、動脈硬化が引き金になることは周知のとおり。動脈硬化は心筋梗塞で命を縮めることにもつながる。この動脈硬化は、乱れた生活習慣や加齢に関係しているが、もうひとつ、口の中の歯周病との関連も深い。東京医科歯科大学歯周病学分野の和泉雄一教授が説明する。「血栓を生じる血管内のコブから、2018/03/02夕刊フジ詳しく見る
2018/02/23
【健康寿命UP術】歯周病と糖尿病治療の併用で改善相乗効果 医師「悪循環を断ち切る」
健康寿命を延ばす上で、歯の健康は要となることが近年わかってきた。歯がないと食事が思うようにできず、栄養面での偏り、消化機能の低下、噛まないことで脳への刺激が減少するなど、体に悪影響を及ぼす。そのため、厚労省と日本歯科医師会が80歳になっても20本以上自分の歯を保つ「8020運動」を提唱している。歯が2018/02/23夕刊フジ詳しく見る
2018/01/17
【健康寿命UP術】「1日8000歩、20分は速歩」で高血圧・糖尿対策 病気別・予防ウオーキング表の活用を!
健康寿命を延ばすには1日平均で8000歩のウオーキングを心がけ、そのうち“中強度の活動”(=速歩)を20分-が効果的という話を先週ご紹介した。東京都健康長寿医療センター研究所運動科学研究室の青柳幸利室長が、群馬県中之条町の住民5000人を対象に行った中之条研究で、その効果を報告。病気別予防の歩数と中ウォーキング 中之条 中之条研究 予防ウオーキング表 健康寿命 健康寿命UP術 健康長寿医療センター研究所運動科学研究室 強度 歩数 活動 病気 病気別 病気別予防 発症リスク 糖尿対策 速歩 青柳幸利室長2018/01/17夕刊フジ詳しく見る
2018/01/13
【健康寿命UP術】ハードな運動より「中強度」のウオーキング 専門家「1日平均1万2000歩以上は逆効果」
寝たきり予防には、丈夫な骨や筋肉などを維持するため、運動習慣が欠かせないといわれる。しかし、仕事など多忙な毎日で、運動時間を確保するのが難しい人もいるだろう。では、次のAさんとBさん、どちらが健康寿命を延ばす可能性が高いか?いずれも仕事はデスクワークと想定して考えてみよう。【Aさん】駅や社内で階段を2018/01/13夕刊フジ詳しく見る
2017/12/02
【健康寿命UP術】自律神経を整える7法則 働き落ちる40代、低下しすぎると気圧変動にも対応できず
低気圧が近づいてくると「膝や腰が痛む」という人がいる。天候の変化は自分ではどうにもならず、痛みなどで調子が悪いと体も思うように動かせない。冬場の日照時間の短さも、それに拍車をかける。この不調に関わるのが自律神経だ。「40代から自律神経の働きは落ちます。低下しすぎると、気圧の変動などに対応できなくなる2017/12/02夕刊フジ詳しく見る
2017/11/25
【健康寿命UP術】魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸
認知症の原因の半数以上を占める「アルツハイマー病」では、アミロイドβ(ベータ)タンパクがたまり、脳の神経細胞が変性して死滅していく。結果として、脳が萎縮してさまざまな症状を引き起こす。しかし、高齢になったからといって、アミロイドβタンパクが急に増加するわけではないそうだ。日本認知症ケア学会理事長など2017/11/25夕刊フジ詳しく見る
2017/11/16
【健康寿命UP術】「あの人の名前は、なんだっけ?」 加齢による物忘れと認知症の違い
厚労省によれば、介護が必要となった人の主な原因の第1位は認知症。人間、年を重ねると「あの人の名前は、なんだっけ?」ということが起こりやすい。顔は思い浮かぶのに、名前が出てこない状態だ。そんなことが頻繁に起こると、「もしや自分も認知症になっているのか」と不安な気持ちが膨らんでくる。「加齢に伴う脳の老化2017/11/16夕刊フジ詳しく見る
2017/11/09
【健康寿命UP術】筋力強化で「関節疾患」を防ごう 自覚症状乏しいとX脚など気づかないまま炎症進行
うまく歩けなくなると、自立した健康的な生活は難しくなる。介護保険の要支援者の第1位は「関節疾患」である。中でも変形性膝関節症は痛みを伴わない人も含めれば、国内で約2400万人と推計されている。「初期の段階で軟骨が変性しても、必ずしも痛みが伴うわけではありません。軟骨がすり減り骨を支えられなくなると、2017/11/09夕刊フジ詳しく見る