劇団新派の大阪松竹座9月公演「家族はつらいよ」「黒蜥蜴（くろとかげ）―緑川夫人編―」（9月7～16日）の取材会が21日、大阪市内であり、出演する水谷八重子（80）らが会見した。平成の家族模様を描いた山田洋次監督（87）による同名映画の舞台版と、江戸川乱歩原作とした昭和初期を時代設定とする名作の2本立

水谷八重子（８０）、波乃久里子（７３）、喜多村緑郎（５０）、河合雪之丞（４８）が２１日、大阪市内で大阪松竹座の新派９月公演「黒蜥蜴（とかげ）」、「家族はつらいよ」（９月７日初日）の取材会を行った。令和初の新派大阪公演は、江戸川乱歩の探偵小説を原作に、喜多村と河合がスリリングな駆け引きを繰り広げる「黒

の公開稽古が1日、東京・新橋演舞場で行われた。「華の太夫道中」で華やかな衣装で登場する藤原は「大好きな役で、歴史ある劇団（新派と松竹新喜劇）に出られて、本当にうれしいです」と言えば、共演の波乃久里子（73）は「紀香さんは器量も良くて、心もきれい。役作りをしなくても、天使みたいな人」とべた褒めだった。

犬神家の遺産をめぐる連続殺人事件を描く横溝正史原作の小説で、１９７６年に映画化され大ヒット。佐清（スケキヨ）と静馬の２役に挑む浜中は佐清の母、松子役の波乃久里子（７２）を隣に「ささやきおかみなんです。しゃべろうと思ったことが、どっかにいっちゃう」と苦笑い。これに久里子が「毎回、泣いちゃう。目に真実が

派が初めて舞台化した。物語の鍵を握る琴の師匠・宮川香琴役の水谷八重子（79）は「私が演じる役はどういう人間なのか、どういう役割で登場するのか、一番謎の多い人物だと思います。新しい挑戦を見守っていただければありがたく思います」とコメント。犬神家の長女を演じている波乃久里子（72）は「稽古場が隅々まで活

水谷八重子（79）、波乃久里子（72）ら出演者が出席した。故横溝正史氏原作の長編推理小説で、何度もテレビドラマや映画、舞台化されている不朽の名作。今年、創始130年を迎えた新派が、脚色・演出に斉藤雅文氏を迎え、記念公演として上映する。犬神家の長女・松子を演じる波乃は同作の印象について「『湖面に2本の

が起きる横溝正史の代表作は、市川崑監督の映画版（１９７６、２００６年）が有名。物語のカギを握る佐清（スケキヨ）と青沼静馬の２役を演じる浜中は新派初参加で、波乃久里子（７２）と親子役。７６年の映画では、元ジャニーズ事務所のあおい輝彦（７０）が同役を好演した。浜中は「ちっちゃいときにテレビか何かで見て白

の舞台版。金田一耕助役の喜多村緑郎は「昨年、『黒蜥蜴』で明智小五郎をやって、今回はあこがれの金田一耕助。で、若い頃からの念願がかなった。昨年12月から髪を伸ばしているけれど、なぜかかゆくて、よく頭をかいています」。犬神家の三姉妹の長女松子役の波乃久里子は「原作を読んで、古風だし、歌舞伎的な感じもあっ

ベテラン女優の波乃久里子（７２）が２２日放送のＴＯＫＹＯＭＸ「５時に夢中！」（月～金曜・後５時）に出演。１６日に亡くなった歌手・西城秀樹さん（享年６３）との思い出を語った。「秀樹さんは本当に父のことが好きで歌舞伎座に良く見に来てくれました」と西城さんが自身の父、１７代目・中村勘三郎さん（８８年死去）

ベテラン女優の波乃久里子が２２日放送のＴＯＫＹＯＭＸ「５時に夢中！」（月～金曜・後５時）に出演。７２歳の現在まで一度も結婚していない理由を明かした。ＭＣのふかわりょう（４３）から「波乃さんは結婚を考えたことはないんですか？」と聞かれ、「急に（聞く）！？」とのけぞった波乃は「結婚だけは考えたことないで

新派の女優・波乃久里子（７２）が２０日放送のカンテレ「６０超えてお初です」で、１０代の時に往年の美男スター、林与一（７５）に大失恋していたことを打ち明けた。独身を貫く波乃は、「恋愛じゃないですよ、それは。片思いっていうとよいっちゃんですね。かわいそうな失恋したんですよ、私は。大失恋」と、林への失恋経

に水谷八重子（７８）波乃久里子（７１）らとともに、初めて新派に参加した西川きよし（７１）の長男で吉本新喜劇の西川忠志（４９）もあいさつに登場。忠志は「このたび新派公演に初めて参加させていただきます。本当に光栄です。千秋楽まで一生懸命頑張ります。小さなことからコツコツと！」と、父の代名詞的フレーズを使

る水谷八重子（７８）波乃久里子（７１）喜多村緑郎（４８）河合雪之丞（４６＝市川春猿から改名）が４日、和歌山の「青洲の里」を訪ね、墓地や、青洲の住居兼診療所である「春林軒」を見学した。水谷は「この場所で世界初の偉業がなされた。（かつて同役を演じた）杉村春子先生の大きさを感じながら、精いっぱい務めたい」

る水谷八重子（７８）波乃久里子（７１）ら出演者が４日、和歌山県紀の川市の「青洲の里」を訪ねた。青洲の母を演じる水谷は、波乃、青洲役の喜多村緑郎（４８）と、１月に劇団新派に入団した河合雪之丞（４６＝市川春猿から改名）の４人で、華岡家の墓地へ参り、青洲の住居兼診療所である「春林軒」も見学。水谷は「世界初

ちからツッコミを受けた。２日放送のフジテレビ系「バイキング」は、不倫騒動渦中にある今井議員と橋本健・神戸市議が「一線を越えていない」と不貞関係を否定していることを受け、出演者たちがそれぞれの「一線」について私見を述べた。女優の波乃久里子は「好き合った時点で一線越えてますよ。不愉快じゃん奥さん側から見

女優、波乃久里子（７１）が１２日、７月３日に開幕する新橋演舞場公演「お江戸みやげ」の成功祈願で、物語の舞台である東京・文京区の湯島天神を参拝。同作は当初、女優の藤山直美（５８）が主演予定だったが、藤山が２月に乳がんを公表し、波乃に変更。藤山の容体は人づてに聞いていると明かし、「だいぶ良いみたいですよ

に早期の乳がんと判明し降板。そのため、浅野ゆう子（５６）、喜多村緑郎出演の「紺屋と高尾」、波乃久里子（７１）、市村万次郎出演の「お江戸みやげ」に変更となった。会見では病床の藤山から「この顔ぶれの舞台企画は病気療養中の私にもパワーをいただくことができます」とのメッセージも寄せられた。浅野は「力不足では

は、歌舞伎などでも上演される「お江戸みやげ」や松竹新喜劇の作品を上演予定だったが、演目を一部変更。「七月名作喜劇公演」の名称とし、浅野ゆう子（５６）らが出演することになった。「お江戸みやげ」はそのまま上演されることになったが、藤山の代役は波乃久里子（７１）が務める。関係者は藤山について「１０月の主演

許皆伝」で６０年間、一途にひとりの女性を愛する剣士役に挑戦。年齢的には２０代、４０代、６０代を演じる難役だが、「私は強い変身願望があるので、もう大満足です」と熱演を約束した。この日は共演で女優、波乃久里子（７１）、元宝塚トップスターの大和悠河（３９）、喜劇俳優の藤山寛美さん（享年６０）を祖父に持つ藤

吉佐和子原作の舞台で、青州役の喜多村緑郎、嫁の加恵役の市川春猿、娘の小陸役の波乃久里子とともに訪れた母於継役の八重子は「緑郎さんは大事な息子で、今度は大きなお嫁さんをもらいました」と、今公演で新派入りする春猿を歓迎。河合雪之丞を襲名する春猿も「新派に入る、こんなにうれしいことはありません」と話した。

水谷八重子（７７）、波乃久里子（７０）らとともに、歌舞伎俳優・尾上松也（３１）と春本由香（２３）のきょうだいも出席した。春本は高校卒業後、歌手を目指していたが、３年前に女優業を志し、祖父・春本泰男さん、母・河合盛恵さんが所属した劇団新派に入団。今月１日、東京・新橋演舞場での喜多村の襲名公演でデビュー

した。月乃助として公の場に出るのはこれで最後とあって「さあ、やっといよいよ始まるのかな。節目の公演になるのでやり切るだけです」と意気込みを語った。水谷八重子（７７）波乃久里子（７０）は、これまで月乃助のことを、お月さま、ツッキーなどと呼んでいたそうで、波乃は「ろくさま？ロッキーにしようか」などと盛り

で襲名披露のお練りを行った。水谷八重子（７７）波乃久里子（７０）らとともに練り歩いた月乃助に、見物客からは「緑屋！」の掛け声が飛んだ。月乃助は「心が切り替わりました。決意表明の日です」。月乃助は今年１月、歌舞伎俳優から劇団新派に入団した。歌舞伎の世界に入った時からの師匠である市川猿翁（７６）には、先