健康術
2019/06/19
【雇用延長時代を生きる健康術】「がん検診」の落とし穴… “1度受けて安心”してはいけない「胃内視鏡検査」
早期発見・早期治療に役立つ「がん検診」。とても大切だが、「受けていれば安心」と油断できない側面もある。たとえば「胃がん」。厚生労働省が推奨する胃がん検診は、50歳以上を対象に2年に1回、胃エックス線検査もしくは胃内視鏡検査が実施されている。胃内視鏡検査を受ければ、胃がん最大原因のピロリ菌(ヘリコバク2019/06/19夕刊フジ詳しく見る
2019/06/05
【雇用延長時代を生きる健康術】「がんロコモ」でも…運動器治療で“生活の質”向上は可能!
「がん」と診断された際に、その後の足腰など運動器の障害が、治療や仕事の障壁になることがあるから注意が必要だ。「がん診療では、『パフォーマンス・ステータス(PS)』が重視されます=表参照。がん患者さんの全身状態の指標で、日常生活制限を0から4のスコアで示し、がん治療の適用を決定する重要な要素としていまがんロコモ がん患者 がん治療 がん診療 カン 健康術 全身状態 帝京大学医学部附属病院 整形外科学講座主任教授 日常生活制限 河野 河野博隆 治療 生活 運動器 運動器治療 適用 雇用延長時代 PS2019/06/05夕刊フジ詳しく見る
2019/05/22
【雇用延長時代を生きる健康術】「がんロコモ」克服してがんと“共存”しながら働く
医療の進歩で、がん治療を受けながら働くことが可能となってきた。その際に、壁として立ちはだかるのが「がんロコモ」だ。ロコモティブシンドローム(略称ロコモ)は、「運動機能の障害により移動機能が低下した状態」のことで、2009年、整形外科学会が提唱した。がんと診断された後に、運動機能の障害により移動機能が2019/05/22夕刊フジ詳しく見る
2019/05/16
【雇用延長時代を生きる健康術】ビタミンCが劣化しない「ポテチ」で老化防止!? 朝ご飯代わりに活用も
老化予防に欠かせないビタミンCは、通勤ラッシュなどのストレスによっても血中濃度が下がることを前回までにお伝えした。意識してこまめに摂ることが大切だが、その食材として、身近な食材の“ジャガイモ”が役立つ。「ジャガイモのビタミンCの含有量は、イチゴやレモンなどと比べて少ないのですが、加熱してもでんぷんが2019/05/16夕刊フジ詳しく見る
2019/05/08
【雇用延長時代を生きる健康術】老化防止と関係の深いビタミンC 不足すると無気力やうつ状態に…こまめな摂取を
老化は誰にでも訪れるが、いくつになっても健康で働きたい。そのアシストに、ビタミンCが重要な役割を果たすことが近年、分かってきた。「私たちの研究では、ビタミンCが不足したマウスは、ビタミンCが十分なマウスと比べて寿命が4分の1に短くなることを明らかにしました。健康的な寿命をまっとうするために、ビタミン2019/05/08夕刊フジ詳しく見る
2019/05/03
【雇用延長時代を生きる健康術】骨、筋力を養う最も重要な「ビタミンC」 1日の摂取量1000mgがオススメ
いくつになっても足腰が丈夫でいるために、バランスよく食べて動くことが推奨される。中でも、骨や筋力を養うために最も重要な栄養素が、“ビタミンC”であることが最近分かった。「私たちは、過去に高齢の女性を対象とした研究で、血液のビタミンC濃度が高い人ほど握力が強いなど身体能力が高いことを示しました。その理2019/05/03夕刊フジ詳しく見る
2019/04/27
【雇用延長時代を生きる健康術】肥満が誘導する「肝がん」を避けよう! 偏った食生活を見直し、太り過ぎの改善・予防を
太り過ぎはよくない。生活習慣病予防では繰り返し指摘されることだが、特に脂肪分たっぷりの食事は「がん」にも、つながりかねないので用心が必要だ。「肥満誘導性の肝がん発症モデルを用いた実験では、通常の食事を与えたマウスではがんが起こらず、脂肪食を食べ続けたマウスでは100%肝がんを発症しました。脂肪分の多2019/04/27夕刊フジ詳しく見る
2019/04/20
【雇用延長時代を生きる健康術】老化細胞が炎症性物質を分泌する「SASP現象」 加齢に伴う病気の原因に
政府は先頃、「元気な働く高齢者」のために、がんや生活習慣病などの予防医療の財政支援を強化する方針を決めた。がんや生活習慣病は、遺伝的な側面もあるが、食生活の見直しや適度な運動によって予防が可能だ。偏った食生活などを続けていると、体内では老化細胞が蓄積され、それが加齢に伴う病気を後押しすることが分かっ2019/04/20夕刊フジ詳しく見る
2018/03/27
【歩き続けるための健康術】歩数計、活動量計を活用して健康管理 自身に合ったアイテムでモチベーション維持
★(4)日々の歩数や活動量などの現状を把握したり、モチベーションを維持したりするのに役立つのが、歩数計や活動量計だ。単に歩数や活動量を計測するだけではなく、様々な機能を備えた商品が次々と登場している。フィットビット社が今年1月に発売した「FitbitIonic」は多機能だ。歩数、距離、消費カロリー、2018/03/27夕刊フジ詳しく見る
2018/03/24
【歩き続けるための健康術】スーツでも「歩ける靴」でプラス1000歩 ビジネスマンの“声”生かし進化
★(3)スポーツ庁が実施した「スポーツの実施状況等に関する世論調査」(平成29年度)によれば、週1日以上運動・スポーツをする成人の割合は51・5%、年代別に見ると、30~50代では50%を下回っている。また、20~50代で80%を超える人が、運動不足を自覚している。スポーツ庁では「FUN+WALKP2018/03/24夕刊フジ詳しく見る
2018/03/23
【歩き続けるための健康術】加齢による軟骨の変性 早めの受診が重要な変形性膝関節症
★(2)立ったり座ったり、階段の上り下りの際に感じる膝の痛み。「疲れや年のせい」と思って放置していると、やがて日常生活が困難になることもあるので注意が必要だ。フリーカメラマンA氏(男性・57歳)が、膝に異変を感じたのは、20年ほど前。立ち上がる際や、重い機材を持って歩き始める時など膝に痛みを感じた。2018/03/23夕刊フジ詳しく見る
2018/03/22
【歩き続けるための健康術】自覚症状なく進行する骨粗鬆症 予防の基本は「食事と運動」
★(1)ウオーキングの季節が到来。健康増進や生活習慣病予防を目的に「歩き続ける」ために注意するべきポイントを4回にわたってお届けする。◇骨の強度が低下し、骨折しやすくなる「骨粗鬆(こつそしょう)症」。高齢化に伴い患者は増加している。国内の推定患者数は1280万人。うち、女性の比率が多いが、男性患者も2018/03/22夕刊フジ詳しく見る