平穏死
2018/09/04
【ドクター和のニッポン臨終図巻】菅井きんさん、大好きな“肉食”貫いて平穏な最期
ーとなっている拙著『平穏死10の条件』(ブックマン社)の中で私は、条件の1つに「転倒・骨折をシミュレーションしよう」と書きました。80歳を過ぎても病気知らずだった人が、転倒をきっかけに入院→寝たきり→認知症が進む…というケースはとても多いのです。日々歩くなどして筋肉量を落とさないことが大切ですが、そ2018/09/04夕刊フジ詳しく見る
2018/08/22
【ドクター和のニッポン臨終図巻】津川雅彦さん 夫婦とも見事な平穏死 妻の死から99日後に旅立つ
★津川雅彦さん「死は自分の意思ではどうにもならない。今はもう、死は怖くはありません」妻で女優の朝丘雪路さんを4月になくした俳優の津川雅彦さんは、その1カ月後の雑誌のインタビューでこんなふうに語っていました。同じ頃に行われた記者会見で、車椅子で会場に現れた津川さんは、鼻に酸素注入器、指には心拍数計をつ2018/08/22夕刊フジ詳しく見る
2018/08/14
【ドクター和のニッポン臨終図巻】浅利慶太さんの命は誰のものだったか? それは御本人のものであったというより…
きれない「尊厳死」「平穏死」の本質を演劇を通して市民に啓発したいという想いから『ピンピンコロリなんか無理なん知っとう?』という公演を始めて、3作目に入ります。劇団名は当初、私が「劇団死期」と名付けました…しかし、こんなん浅利慶太さんに知られたら、むっちゃ怒られるやろなあと一抹の不安を覚え、「劇団ザイ2018/08/14夕刊フジ詳しく見る
2018/03/07
【ドクター和のニッポン臨終図巻】田中雅博さん、苦しみケアした“僧侶医師” 「いのちの苦しみ救うことは医者にはできない」
さんに任せておけばいいんだよ」と皮肉まじりに。果たして本当にそうでしょうか。死と向き合わない医療者があまりにも多いから、死の直前まで過剰な延命治療を続けた結果、余計に患者さんを苦しませてしまう。そんな現状を打破したくて「痛くない死に方」や「平穏死」と題した本を数冊書いてきました。死は、お坊さんだけの2018/03/07夕刊フジ詳しく見る
2018/02/17
【ドクター和のニッポン臨終図巻】人知れず「終活」行った有賀さつきさん、強く賢く叶えた平穏死
★有賀さつきさん「急死」の二文字が躍りました。女子アナブームの火付け役となったタレントの有賀さつきさんが1月30日に亡くなっていたことがわかりました。52歳でした。急死という言葉には誰もがショックを受けます。まだ若く美しい方だった場合はなお一層のこと。医学において、急死とはすなわち突然死のことで、健2018/02/17夕刊フジ詳しく見る
2018/01/27
【ドクター和のニッポン臨終図巻】星野仙一さん、闘い抜いた男の平穏死 がんの痛み抑えるモルヒネを最期まで拒否
★星野仙一さん憧れの人でした。氏名の前に「男」とつけるのがこれほど似合う人はもう現れないでしょう。男・星野仙一が、流星が燃え尽きるごとく真冬の空に消えました。星野さんの魅力の原点をいくつか探してみました。父親が不在だったこと。地元愛が強すぎたこと。そして大の負けず嫌い。そんな星野さんはごく近しい人に2018/01/27夕刊フジ詳しく見る
2016/12/01
前田健さんの死から半年 心臓が突然止まるということ 長尾医師の平成人間臨終図鑑
国を行脚しています。平穏死や終末期の話をすることも、たくさんあります。がん、認知症、老衰……それぞれの病態にそれぞれの終末期があり、どのような治療のやめどきと、どのようなお別れが待っているかを、なるべく具体的に話します。しかし、誰もが終末期を経て死に至るわけではありません。私たちのおよそ5%は、終末2016/12/01夕刊フジ詳しく見る