玉ノ井親方
2019/05/25
玉ノ井親方の目 誰が優勝してもおかしくない大相撲戦国時代に…初V朝乃山は真価問われる来場所
朝乃山が大関を倒して優勝した。豪栄道に上手を取られ、最初は押し込めなかったが、我慢して自分のペースに持ち込み、最後は相手に何もさせずに力で寄り切った。今場所は常に自分の形になって攻めていた。それが一番良かったところだろう。先場所に比べ、きちんと当たって右を差して前に出る馬力が付いた。右四つに組んでか2019/05/25スポーツニッポン詳しく見る
2019/03/16
【玉ノ井親方 視点】相手の動きよく見えている逸ノ城
◇大相撲春場所6日目〇逸ノ城―遠藤●(2019年3月15日エディオンアリーナ大阪)逸ノ城は幕内最重量の226キロの重みが相手にちゃんと伝わる相撲を取っている。相手の遠藤は簡単にはたきを食うタイプじゃないけど、立ち合いで当たった後にしっかり圧力をかけているから、強引に見えるはたきでも効くんだよね。場所2019/03/16スポーツニッポン詳しく見る
2019/03/15
【玉ノ井親方 視点】積極性足りなかった貴景勝「がむしゃらに前に出る気持ちで」
◇大相撲春場所5日目●貴景勝―玉鷲〇(2019年3月14日エディオンアリーナ大阪)貴景勝は安全に勝とうとしたのかな。攻め込んでいたけど、土俵際であと一歩が出なかったよね。そこから玉鷲に土俵中央まで押し返されてしまった。その後の突き合いも相手と同じ高さで応戦したのが失敗だった。玉鷲は手が長いから、高さ2019/03/15スポーツニッポン詳しく見る
2019/03/14
【玉ノ井親方 視点】豪栄道、当たった後の「二の矢」がピカイチ
◇大相撲春場所4日目〇豪栄道―魁聖●(2019年3月13日エディオンアリーナ大阪)今場所の豪栄道は立ち合いで当たった後の二の矢がいい。魁聖戦も当たってすぐに左上手を取り、回り込みながら上手投げを決めていた。魁聖にしてみれば、当たった後の勢いのまま前に出て、豪栄道の流れにうまく乗せられた感じだったん2019/03/14スポーツニッポン詳しく見る
2019/02/20
元稀勢・荒磯親方 NFL流で角界に新風
社を訪れた。春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)から玉ノ井親方(元大関・栃東、42)とともに評論家活動をスタートさせる。弟子の育成に向けては、アメリカンフットボールの最高峰、NFLのトレーニング方法などを取り入れる改革プランも明かした。黒のスーツ姿でスポニチ本社を訪れた荒磯親方は、評論家2019/02/20スポーツニッポン詳しく見る
2019/01/24
【玉ノ井親方 視点】連勝ストップの白鵬 集中しきれてない印象
◇大相撲初場所11日目●白鵬―御嶽海○(2019年1月23日両国国技館)白鵬が再出場の御嶽海に連勝を止められた。いつもの横綱なら右を差すか、左四つになって一気に前に出る相撲を取る。でも膝を痛めている御嶽海がどう出てくるか分からないから、様子を見ている間に中に入られた。気がついたら足が外に出ていた感じ2019/01/24スポーツニッポン詳しく見る
2019/01/23
【玉ノ井親方 視点】高安、腰高でも攻め続けたことが勝因
◇大相撲初場所10日目○高安-高景勝●(2019年1月22日両国国技館)今場所、なかなか調子の上がらない高安が貴景勝を破った。かち上げ気味に当たって、相手が突いてくるところを下からはね上げながら応戦。最後は身長差を生かし両手を相手の後頭部に当て、引っ張り込むようにはたいた。勝因は立ち合いで相手の出足2019/01/23スポーツニッポン詳しく見る
2018/11/21
【玉ノ井親方 視点】自信みなぎる碧山 手数も足も前に出ている
◇大相撲九州場所10日目(2018年11月20日福岡国際センター)碧山は手数も出ているし、足も前に出ている。この日も突っ張って出て宝富士を押し込み、相手が前に出ようとするところを頭を押さえ込みながら、うまくはたき込んだ。今場所は体がよく動いている。秋巡業からいい稽古ができたんじゃないかな。自信を持っ2018/11/21スポーツニッポン詳しく見る
2018/11/20
【玉ノ井親方 視点】阿武咲、二所一門の連合稽古がプラスに
◇大相撲九州場所9日目○阿武咲―大奄美●(2018年11月19日福岡国際センター)阿武咲は四つ相撲の大奄美がまわしを狙ってくるところを下からおっつけて前に出た。向こうは何とか組もうと思っていたはずだけど、速い攻めで相手の形にさせなかった。小結の初場所で右膝を痛め十両に陥落し、名古屋から幕内に復帰した2018/11/20スポーツニッポン詳しく見る
2018/11/19
【玉ノ井親方 視点】貴景勝、御嶽戦の失敗繰り返さぬ落ち着いた押し相撲
◇大相撲九州場所8日目(2018年11月18日福岡国際センター)貴景勝は妙義龍に真っすぐ当たって、すぐに左からいなして引き落とした。いつもの勝ちパターン。立ち合いで当たる角度がいいし、相手の顎の下に頭を置くから向こうはやりづらい。その上、当たった後に体を開くスピードが速く、タイミングもいいから分かっ2018/11/19スポーツニッポン詳しく見る
2018/11/18
【玉ノ井親方 視点】貴景勝1敗も自分の形崩さず相撲取れた
◇大相撲九州場所7日目(2018年11月17日福岡国際センター)貴景勝は負けはしたが、自分の相撲を取り切った。御嶽海に押されながらも、土俵際で得意の左からのいなしで相手の体勢を崩した。ただ、いなした後に一瞬相手を見てしまった。そのまま休まず動き続けていれば展開も変わっていただろう。しかし、攻め込まれ2018/11/18スポーツニッポン詳しく見る
2018/09/16
【玉ノ井親方 視点】高安 兄弟子稀勢から刺激 日に日に良くなる
◇大相撲秋場所7日目◯高安―玉鷲●(2018年9月15日両国国技館)高安が好調だね。かち上げ気味の立ち合いからはじくような当たりで、相手を押し込んで頭を押さえながらタイミングよくいなした。場所前は腰高だとかいろいろ言われていたけど、日に日に動きも良くなっている。まだ腰はちょっと高い感じだけど立ち合い2018/09/16スポーツニッポン詳しく見る
2018/09/15
【玉ノ井親方 視点】術中にはまった稀勢 尾を引く負け方ではない
◇大相撲秋場所6日目●稀勢の里―千代大龍○(2018年9月14日東京・両国国技館)稀勢の里は相手の術中にはまった感じだね。左差しを狙って安易に出たところを千代大龍にうまく回り込まれて、左からおっつけられた。差して出ようとしたのはいいけど、体が密着していなかった。腰が高いし何より右が使えていなかった。2018/09/15スポーツニッポン詳しく見る
2018/07/23
【玉ノ井親方 視点】御嶽海 重圧かかる来場所、稽古がポイント
◇大相撲名古屋場所千秋楽(2018年7月22日ドルフィンズアリーナ)御嶽海は千秋楽も落ち着いているように見えたけど、豊山にタイミング良く掛け投げを打たれてしまったね。でも持てる力を出し切った結果だから。気持ちを切り替えて来場所に目を向ければいいんじゃないかな。今場所は相手の取り口をよく研究していたし2018/07/23スポーツニッポン詳しく見る
2018/07/15
【玉ノ井親方 視点】豪栄道は自分の相撲を取り切らないと
◇大相撲名古屋場所7日目(2018年7月14日ドルフィンズアリーナ)豪栄道は相撲が中途半端。今場所は3横綱に栃ノ心まで休場し、高安と2人で優勝争いを引っ張っていかなければならない立場なのに、こわごわ相撲を取っている感じだね。貴景勝は体勢が低くて、下から持ち上げてくるような取り口だから、やりにくいのは2018/07/15スポーツニッポン詳しく見る
2018/05/21
【玉ノ井親方 視点】栃ノ心と逸ノ城 低い姿勢が勝負の分け目
◇大相撲夏場所8日目○栃ノ心―逸ノ城●(2018年5月20日両国国技館)栃ノ心と逸ノ城は右の相四つ。組んだ瞬間に逸ノ城が前に出て、これはイケるかなと思ったが、相手の体勢が低かったこともあって押し切れず、一度止まってしまった。それで栃ノ心に投げを打たれて左を巻き替えられ、もろ差しを許して寄り切られた。2018/05/21スポーツニッポン詳しく見る
2018/03/23
【玉ノ井親方 視点】鶴竜VS栃ノ心 まわし取る位置で明と暗
◇大相撲春場所12日目(2018年3月22日エディオンアリーナ大阪)鶴竜は栃ノ心に先場所まで通算21勝1敗。取組前は横綱有利という声が多かったかもしれないけど、まわしを取る位置が勝敗のポイントになったね。互いに右差しの相四つ。でも、この一番は横綱の右が浅くて、栃ノ心に簡単に左上手を許してしまった。し2018/03/23スポーツニッポン詳しく見る
2018/03/22
【玉ノ井親方 視点】鶴竜 鋭い踏み込み、安定感出てきた
◇大相撲春場所11日目(2018年3月21日エディオンアリーナ大阪)鶴竜は8日目くらいまではバタバタしている感じだったけど、この2日間は自分から踏み込んで、いい形で相撲を取れている感じだね。だんだん安定感も出てきた。逸ノ城戦も右下手、左上手を取るのが速かった。相手に左上手を取られても、頭をつけて付け2018/03/22スポーツニッポン詳しく見る
2018/03/12
【玉ノ井親方 視点】貴ノ岩 集中して無我夢中でやることが大事
◇大相撲春場所初日(2018年3月11日エディオンアリーナ大阪)復帰初日の貴ノ岩は、現段階で自分ができることをやり切ったという相撲だった。胸から当たって右差しを狙ったが、うまく差せずに逆に翔猿に突き上げられた。でも、そこからの動きが良かった。タイミングよく右からいなして、相手の体勢を崩す。そして、右2018/03/12スポーツニッポン詳しく見る
2018/01/22
【玉ノ井親方 視点】攻めの形できている鶴竜 悪い癖に注意を
◇大相撲初場所8日目(2018年1月21日両国国技館)鶴竜は正代とは過去5戦5勝。一緒に稽古もしていて、どういう相撲を取るか分かっているから、この日もいつもみたいな右差しの形を考えていたと思うよ。でも、給金相撲ということでちょっと硬くなっていた。差しにいったけど、うまく中に入られて、逆に左を差されて2018/01/22スポーツニッポン詳しく見る
2017/11/26
【玉ノ井親方 視点】白鵬、引き出し多い立ち合い V回数まだ伸びる
◇大相撲九州場所14日目(2017年11月25日福岡国際センター)白鵬の優勝40回は、普通ではなかなか行き着くところではない。今場所も休場明けとは思えない安定感で、相手よりも常に速く攻めていたのが印象的だった。これだけ長く横綱を張れるのは、天性の体の柔らかさや懐の深さもあるが、努力もしている。巡業を2017/11/26スポーツニッポン詳しく見る
2017/09/20
【玉ノ井親方の視点】貴景勝 横綱を前に出させなかった圧力見事
◇大相撲秋場所10日目○貴景勝―日馬富士●(2017年9月19日両国国技館)貴景勝は気迫で横綱に負けなかった。まわしをさぐりにきた日馬富士に対し、下から突き上げるような突きを見舞ってまわしを与えず押されない。相手を見ながら当たって、また見て当たる。2、3回そういう場面があったけど、日馬富士の足が前に2017/09/20スポーツニッポン詳しく見る
2017/08/07
左肘痛の日馬富士 8日から夏巡業に合流 稀勢の里の復帰は患部の回復次第
ることが7日、決まった。巡業部副部長の玉ノ井親方(元大関栃東)が明らかにした。左足首を痛め名古屋場所を途中休場した横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=も夏巡業で復帰を目指すものの、患部の回復次第。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)は「本人と話して、本人の体を見てから。足はだいぶ良くなっている」と話した。2017/08/07デイリースポーツ詳しく見る
2017/07/22
悲願の初優勝から大関陥落…琴奨菊が自ら選んだ相撲道
奨菊(33)にとってまさに絶頂期だった。初日から白星を重ね、モンゴル人3横綱をも撃破。14勝1敗で初めて悲願の賜杯を手にした。2006年栃東(現玉ノ井親方)以来となる日本出身力士の優勝は、長らくモンゴル勢に土俵を席巻されていた角界の明るい話題となり、ファンにも「まだまだ日本人力士も捨てたもんじゃない2017/07/22日刊ゲンダイ詳しく見る
2017/05/25
【玉ノ井親方の視点】稀勢 下半身の力相手に伝え切れてなかった
◇大相撲夏場所11日目(2017年5月24日両国国技館)稀勢の里は左を差した時は相撲になっていたが、うまく使い切れていなかった。1カ月以上も稽古ができずに、番付発表から2週間で体を仕上げるのは、やはり厳しかっただろう。10日間、本調子ではない中でも出て、いいところも所々で見られたが、腕が使えないため2017/05/25スポーツニッポン詳しく見る
2017/05/24
【玉ノ井親方の視点】さすが横綱白鵬 巧みだった右四つからの攻め
◇大相撲夏場所10日目(2017年5月23日両国国技館)横綱はさすがに同じ轍(てつ)を踏まない。前回、高安と対戦した初場所の白鵬は、まともに当たって一方的に押し込まれ敗れた。その反省からこの日は右で張って、相手の出足を止めてから右に変化気味に動いて回り込み、得意の右四つになった。そこからの攻めが巧み2017/05/24スポーツニッポン詳しく見る
2017/05/16
【玉ノ井親方の視点】稀勢は序盤の5日目までをどう切り抜けるか
◇大相撲夏場所2日目(2017年5月15日両国国技館)稀勢の里の勝因は左からおっつけ、そのまま差し込むことができたことだ。ケガをしている左腕を使えるかどうかが、今場所の鍵を握るとみていたので、それが分かってひとまず良かった。隠岐の海は四つ相撲で、体が大きく、懐も深いが、動きはそれほど速くない。横綱に2017/05/16スポーツニッポン詳しく見る
2017/02/06
元大関・栃東の玉ノ井親方、優勝時の銀杯の中身は日本酒ではなかった
訪問。元大関・栃東の玉ノ井親方(40)に話を聞いた。巨人ファンの親方は「スーパースターが来られるんですから」と三つぞろいのスーツで対応。日本相撲協会の副理事を務める親方は、19年ぶりに日本出身として横綱に昇進した稀勢の里(田子ノ浦)について、「横綱は雲の上の存在。稀勢の里は力を持っている」と活躍に期2017/02/06スポーツ報知詳しく見る