により聴取が定められている民間有識者の意見などが事実上非公開であることがわかった。本紙の情報公開請求に対し、ほぼ全面が黒塗りされた過去の表彰における文書を所管の内閣府が開示した。行政文書の扱い方が社会的に問われる中、真っ黒状態の“のり弁”開示は、偉大な業績を国民的にたたえる賞の趣旨にふさわしいのか。

ないということでございます」腰を抜かす国会答弁だ。発言者は、財務省の佐川理財局長。３日の衆院決算行政監視委員会で、野党議員から行政文書の電子データは残ってるはずだと指摘され、こう答えた。森友学園問題で、「すべての記録書類を廃棄した」と言い張るなど、人を食った答弁を繰り返している佐川局長だが、さすがに