巨人の小林誠司捕手（２９）が４日の楽天戦（楽天生命パーク）で“鬼肩”を発動させた。１点リードの九回無死一、二塁の大ピンチ。バントを試みていた辰巳が中川の投球にバットを引くと、小林は一瞬飛び出した二塁走者の小郷を見逃さず、二塁へ矢のような送球。間一髪でアウトとし、１死一塁とした。中川は後続を断ち、チー

に封じた。いきなり味方の失策などで無死一、二塁のピンチを招きながら、二塁けん制と遊ゴロ併殺打で切り抜け、２イニング目は３者凡退。「まだまだです。感覚としては良くないので、良くしないといけない」と自己評価は厳しい。昨季は後半戦から勝利の方程式に組み込まれ、２９登板で３勝２敗、１０ホールド。３月９、１０

を４本塁打で逆転。同点に追いつかれて今季７度目の延長戦に突入すると、想像もできない最悪の結末が待っていた。延長１１回１死一、二塁のピンチ。７番手の松永の二塁けん制がそれ（記録は失策）、ベースカバーに入った三木のグラブに当たって送球方向が変わると、中堅の荻野も追いつけなかった。４時間７分のルーズベルト

レイクの打球を三木が一塁へ悪送球。さらに１死一、二塁から７番手の松永の二塁けん制が悪送球となる、まさかの幕切れとなった。三木がグラブに当てながら捕球できず、カバーしていた中堅手の荻野も及ばなかった。「取らないといけなかった」と猛省した三木。伊東監督も「投手の投げた球も逸れたが、グラブに当てているんだ

し、５回参考記録ながらノーヒットノーランを達成。チームを１６強へ導いた。「インコースを攻められるかが課題」と挑んだマウンドで、公式戦では初めてという無安打投球。許した走者は三回、先頭打者の四球だけだ。投前犠打で得点圏まで進められたが、自ら二塁けん制で刺した。春以降、体幹トレーニングで球のばらつきをな

トン）で先発。５回１死二塁のピンチではメジャー６年目で初めてけん制で刺した。両軍無得点の５回１死でＲ・デービスに右越え二塁打を浴びた直後だった。体をクルッと回転させて二塁・オドルへストライク送球。二塁けん制でピンチを脱した。けん制で走者を刺すのはメジャー６年目で初めて。続くシミエンを遊飛に抑えベンチ