酒癖が悪い」というタイプだが、そうした人に対応する専門外来があるのだ。神奈川県横須賀市にある久里浜医療センターは、アルコール依存症治療において日本を代表する医療機関。ここで昨年開設されたのが「減酒外来」だ。担当する湯本洋介医師に話を聞いた。「従来のアルコール依存症治療は“断酒”を目的としたものでした

★ニッポン病院の実力成増厚生病院・東京アルコール医療総合センター国内のアルコール依存症患者は約１００万人、家庭問題や社会問題などを抱える問題飲酒を行っている人は４００万～５００万人と推計されている。先進各国では従来、法整備が整っていたが、日本でも２０１３年に「アルコール健康障害対策基本法」が成立した