勝ち以来の実戦となるラインルーフは厩舎周辺で運動を行った。レースで手綱を取る森一騎手「前走時は追い切り本数が少なく、硬さもある中で、あれだけ強い競馬をしてくれた。時計も優秀だったよね。今回も放牧明けで、もう１本欲しい感じではあるけど、ビッシリと仕上げるよりも逆にいいと思う。あとは気の悪ささえ出さなけ

ンだが、結果は勝ったラインルーフから離された９着。陣営は巻き返しを狙っている。安田助手「確かに案外な結果ではあったんですが、あの日の中京はペースが速くても前が止まらない不思議な馬場だったようで、ジョッキーも首をかしげていました。状態面の不安はないですし、小回りでも上手に走れると思うので、見直したいで

道中２番手を追走したラインルーフ（牡６・松永昌）が、逃げたコパノチャーリーを残り２００メートル過ぎでかわすと、８馬身突き放すド派手なＶを飾った。「近２走は芝だったけど、以前ダートを使っていたときよりも力をつけている感じでした。最後は抜け出してからソラを使う余裕もあったほど」と騎乗した森一もその強さに