去ることになった－。日吉正和調教師が２０日をもって勇退する。５月８日、京都競馬場で暴れた他厩舎の馬に蹴られて頭部を負傷し、一時は重体と伝えられた。意識は回復したものの、現在も療養中。今後の厩舎運営は困難と判断し、３日、ＪＲＡに届け出た。日吉厩舎として競馬に使うのは今週がラストだ。「最後は決めたい」。

ＪＲＡは３日、日吉正和調教師（４４）＝栗東＝が２０日をもって勇退することを発表した。同調教師は５月８日の京都競馬場で、暴れた他厩舎の馬に蹴られるアクシデントに見舞われた。命に別条はないものの、今後の厩舎運営を断念。勇退届を提出した。９１年に騎手デビュー。ＪＲＡ通算２１１８戦９３勝の成績で０７年に引退