粋に生きるヒント』（ＫＫロングセラーズ、１０００円＋税）敗戦直後に疎開先の香川・小豆島で生まれ、貧しい少年期を過ごした。日本の経済成長とともに真正面から力を尽くし、役者人生５０年目で映画「つむぐもの」（監督・犬童一利）で初主演、今春公開された。苦しみ、もがき、あがきながらも古希を迎え、まっすぐな生き

粋に生きるヒント」（ＫＫロングセラーズ、１０８０円）の刊行記念トークイベントを行った。人生の極意を説いたエッセー本で、イベント前に取材に応じた石倉は「生きるコツは、やせがまんですね。欲しいのに欲しくないと言ったり、自分の手柄なのに人の手柄にしたりとか、ね。いっぱい売れればいいな。とくに若い人に読んで

粋に生きるヒント」（ＫＫロングセラーズ）の出版を記念してサイン会を行った。「料金も安い（１０００円）から読んで欲しいな。『粋に生きる』とは、やせ我慢するってことでしょうね」。石倉自身、大の読書家。家に置き場がないくらい本があり、倉庫にも預けているという。この本には、芸名の「倉」をもらった恩人、高倉健