と孤独の中で過ごしてきて、常に誰かに暴露されるのでないかと恐れていた」「あまりに重荷で、これ以上１人で抱え込むことができなかった」とマライア。２００１年に診断された際には「信じたくなかった」といい、最近になって薬物治療を受け始めたという。双極性障害は鬱病と躁病が交互に現れたりする気分障害のひとつ。マ

て異物である。ゆえに薬物治療を受ける患者は、概して過敏だ。有効成分が含まれていない錠剤で症状が治まるプラセボ効果も、薬に対する患者の心情を反映した現象であろう。「反対に、医師の副作用の説明に過剰に反応し、そういった症状を訴える人も少なくない」と、鎌ケ谷総合病院院長の山本穰司医師は語る。「例えば、脂質