【サザンクロス通信ｉｎＲＩＯ】五輪会場からも近いリオ都心部のファベーラ（貧民街）の「猿の丘（モーホ・ド・マカーコ）」。住宅が密集する丘陵を下ると、平地には商店街が広がる。食品、衣服、雑貨と何でもそろい、パン５個で６３円と物価も安い。バーや理髪店もあり、この街だけで完結できそうだ。ここで生まれ育った住

【サザンクロス通信ｉｎＲＩＯ】開会式の演出に取り入れられたリオを象徴する風景として市内の至るところで出くわすファベーラ（貧民街）。その内側から五輪はどう見えているのか。貧困と暴力の街に潜入した。リオの全人口の４分の１、１５０万人が暮らすとされるファベーラ。開会式が行われたマラカナン競技場からわずか３