惇史
2018/08/04
【秘録 今明かす「あの時」】「戦後最大の経済事件」火を噴くまであと一歩 記者の切り札は「内部告発文書作戦」
抱えた中堅商社イトマンを追い詰める環境は整った。日本経済新聞経済部記者の大塚将司氏は、住友銀行部長の國重惇史氏の協力を受けて取材を進める。「戦後最大の経済事件」が火を噴くまであと一歩となった。(肩書は当時)暴力団が絡むと、1社だけ突出して口火を切る報道は一筋縄ではいかない。掲載権限を持つ編集幹部がシ2018/08/04夕刊フジ詳しく見る
2016/10/25
イトマン事件後の「空白の10年」はこうして始まった
友銀行)取締役の國重惇史(くにしげ・あつし)氏のインタビューが掲載されていた。同氏は著書『住友銀行秘史』(講談社刊)で、住銀が約5000億円の損失を被った「イトマン事件」の内幕を明らかにした。筆者(田村)は事件当時、日本経済新聞のデスクだったのだが、内心忸怩(じくじ)たる思いで同書を読んだ。ときは12016/10/25夕刊フジ詳しく見る
2016/10/18
OB激怒! 住銀派閥抗争とイトマン事件の内幕を実名公開 住銀元取締役・國重惇史氏、ノート8冊分メモ「墓場まで持っていこうと…」
戦後最大級の経済事件といわれる「イトマン事件」。裏社会の住人が暗躍し、住友銀行(当時)を揺るがせた裏で何があったのか。大蔵省やマスコミに内部告発文を送って事実を公にし、「ドン」として君臨した会長を退任に追い込んだ元住銀取締役が、行内の派閥対立のドロドロや事件の内幕を実名で明かした。《7月10日常務と2016/10/18夕刊フジ詳しく見る