催されたカンヌ国際映画祭のコンペ部門出品作。永瀬は「こんなに忙しいカンヌはなかった。街を歩いていると（観客に）道で呼び止められて熱く語られた」と振り返った。弱視のカメラマン・雅哉役で、役の参考にした視覚障がい者の会社員大谷重司さん（５９）から花束を贈られ「もう一人の雅哉です」と感無量の表情を見せた。

）が、劇中でキスシーンを演じていることが明らかになった。キスシーンは、夕日が差す中、水崎演じる美佐子が、永瀬演じる視力を失ってしまうカメラマン・雅哉の顔を両手で引き寄せて突然、口づけする。そんな美沙子を、真正面から受止める雅哉…重ねた唇を離しても、鼻が接するくらいの近距離で互いの瞳を見詰めあう、２人