カ人の父と日本人の母との間に生を受け、群馬県で育った。身長１８５センチ、体重７４キロの偉丈夫。鋼のような体を利したスピーディーな突破と豪快無比なシュートが持ち味。しかし「戦術理解度に乏しく、ミスが続くと集中力が低下する」傾向があり、２０１２年に新潟入りしてからは、水戸→新潟→松本→長崎と渡り鳥生活。

宇賀神は初めて日本代表に合流し、ハリルホジッチ監督から「日本代表にふさわしい選手だから呼んだ。自信を持ちなさい」と背中を押された。浦和で同僚だった原口からは「おまえがここ（代表）まで上り詰めるとはな」とからかわれた。「懐かしかったですね」。慕ってくる後輩の“いじり”は心地良かった。浦和ユース出身で湘

を披露。森保一監督（４８）は「キャンプで積み上げているものを出そうと。今の時点でＪ１を相手にして、課題にトライしていこうと思って戦いました」と話した。移籍１年目のＦＷ工藤壮人（２６）は１トップでフル出場。指揮官は「順調にチームにフィットしてくれている。戦術理解度が高いし、チームのために献身的にプレー

試合（対九州リーグ・テゲバジャーロ宮崎）を手始めに、キャンプの中で選手一人一人の戦術理解度や仕上がりを見極めていく。１１対１１の実戦形式での午前練習。プレーを止め動きを再確認した後で、柳下監督が選手たちを前に言った。「（言われた事を）やろうとしているか。やろうとしていないなら当然、試合でも使われない