伝授能力
2018/11/02
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】“一石五鳥”の利に替えた「只見川騒動」
★「抜け道」伝授能力(5)只見川(ただみがわ)。福島県と群馬県の県境にある尾瀬沼を水源として、まず新潟県に流れ、さらに福島県へ蛇行した後、再び新潟県に戻って阿賀野川に合流、日本海に注ぐ。作家、三島由紀夫の『沈める滝』に登場する、今なら紅葉真っ盛りの渓谷美豊かな名川の1つである。ここで戦後間もなく、と2018/11/02夕刊フジ詳しく見る
2018/10/18
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】税制第1課長を救った「獣道」 本当に困った相手には敵味方問わず…
★「抜け道」伝授能力(3)部下、自分の親しい人間が行き詰まった。ニッチもサッチもいかず、もはやお手上げだ。それを見て何ができるか。田中角栄が打つ「抜け道」は、時にリスクも伴う「獣道(けものみち)」であった。「獣道」とは、山や森で、サルやシカ、イノシシなどの動物が通ることで、自然につけられた道だ。人が2018/10/18夕刊フジ詳しく見る
2018/10/11
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】「なぜ、税金のムダなのか」 田中角栄が『俯瞰的視線』で解決した本四架橋問題
★「抜け道」伝授能力(2)田中角栄の発想には、常に物事を俯瞰(ふかん)的に見るということがあった。思い切って視野を広げてみるということである。例えば、議論が沸騰して行方が見えぬ場合、議論の軸からちょっと離れ、全体像をもう一度見直してみる。行き詰まった議論の突破口も見えてくることがあるのだ。この“手”2018/10/11夕刊フジ詳しく見る
2018/10/03
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】「よしっ、私が処理してやる!」田中角栄氏が東京タワー建設で見せた“手法”とは?
★「抜け道」伝授能力(1)田中角栄は昭和32(1957)年7月、戦後初の30代(39歳)で郵政相として初入閣を果たした。それまで「郵政」に縁はなかったが、のみ込みの早さと行動力、決断力は天下一品。加えて、部下や周囲がニッチもサッチもいかなくなったとき、「抜け道」まで伝授した。郵政官僚たちに、一目も二2018/10/03夕刊フジ詳しく見る