田中角栄

田中角栄

2019/05/23

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】「なぜ、若いのに自民党なんだ」 私心を感じさせなかった幹事長時代の野党工作

    極の人心収攬術(9)田中角栄は自民党を背負った人物ではあったが、政治への取り組み方は「革新政治家」と言ってよかった。あらゆる格差・差別の是正を夢見た“人間平等主義”が根底にあった。幹事長時代、自民党から国政に出たいとする若者に、こう言ったことがある。「なぜ、若いのに自民党なんだ。自民党だって十全では
    2019/05/23夕刊フジ
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2019/05/04

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】「誠心誠意」の真骨頂は、手紙だけにとどまらず… 橋本龍太郎が流した涙

    はなかった。有能な橋本は、国会や自民党政調の仕事にしばられ、なかなか地元(中選挙区時代の岡山2区)に帰れなかったのが、苦戦の原因だった。このままでは落選だ。橋本はやむなく、同じ佐藤(栄作)派で、時の幹事長として国民的人気も高かった田中角栄に選挙区入りの応援を願い出た。しかし、田中の返事は冷たいものだ
    2019/05/04夕刊フジ
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2019/04/04

2019/03/14

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】部下の力量を見誤らない「眼力」

    るかという話である。田中角栄は後年、自らの権力温存のためもあり、竹下登、中曽根康弘の2人には警戒心を崩さなかった。しかし、ひそかに、その力量は高く評価していた。そのうえで、時に田中にゴマをすり、この両者をバカにしたような発言をする若手議員を、強く諫(いさ)めるのが常であった。竹下については、こんな話
    2019/03/14夕刊フジ
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2019/03/07

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】同じ選挙区の宿敵に“黙って”援助金… 角栄氏の「ひけらかさない」魅力

    もののようだが、筆者は「ひけらかさない」魅力も、ダンディズムの大きな要因ではないかとみている。その意味では、田中角栄のとりわけカネの切り方は、ダンディズムにあふれていたといえる。だから、部下を含めて助かった連中が集まり、強大無比の人脈を築き得たと言ってよかった。“白眉”に、こんな例があった。1980
    2019/03/07夕刊フジ
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2019/02/16

2019/02/08

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】“詫び状”で「うるさ型」を感心させた

    か、自らの過ぎた言動に気がついた場合、速やかに詫(わ)びることができるか。「強いばかりが男じゃない」ということだ。こうした素直さは、その上司の器の大きさ、度量と置き換えることができる。田中角栄が自ら頭を下げ、“詫び状”という手段を使って、相手を虜(とりこ)にしてしまったのは、まだ40代初めであった。
    2019/02/08夕刊フジ
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2019/01/24

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】葬祭行事で見せつけた「親分力」

    分力」の磨き方(1)田中角栄の人との接し方の基本は、まず相手への先入観、敵対意識というものを捨ててかかるということだった。「来る者は拒まず、去る者は追わず」である。ために、各界、各層、政治的対立者もまた、多く田中のもとに“相談”に訪れたのであった。田中自身の言葉がある。「私が最も大切にしているのは、
    2019/01/24夕刊フジ
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2019/01/18

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】力強く握り“先制”…意外に大きい「握手の効用」

    山の相手の立ち合いを見て立つという「後の先(ごのせん)」などは、よほどの達人以外は通用しない。交渉事も相手に機先を制されると、話の主導権を挽回することは、なかなか難しくなる。そこで、田中角栄がしばしば外交交渉などの真剣勝負の場で見せつけたのが、迫力に満ちた握手による“先制”ということであった。その「
    2019/01/18夕刊フジ
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2019/01/10

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】「ノー」と言える勇気を見直せ! 北方領土返還交渉、断固拒絶で共同声明に「領土」の文言

    身が透けて見えるということである。田中角栄は陳情や、私事の頼まれ事で、曖昧な返事は一切なく、受けられるものはイエス、どう判断しても無理なものはノーと、常に即断した。いわく、「確かに、ノーと言うのは勇気がいる。しかし、逆に信頼度が高まる場合も少なくない。なまじ『もしかしたら』の期待感を持たれ、結局ダメ
    2019/01/10夕刊フジ
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2018/12/06

2018/10/18

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】税制第1課長を救った「獣道」 本当に困った相手には敵味方問わず…

    を見て何ができるか。田中角栄が打つ「抜け道」は、時にリスクも伴う「獣道(けものみち)」であった。「獣道」とは、山や森で、サルやシカ、イノシシなどの動物が通ることで、自然につけられた道だ。人が山や森で迷ったら、この道をたどっていけば命を落とさずに済む。動物たちは、この道をたどり餌を求めて人里に出てくる
    2018/10/18夕刊フジ
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2018/10/11

  • 【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】「なぜ、税金のムダなのか」 田中角栄が『俯瞰的視線』で解決した本四架橋問題

    け道」伝授能力(2)田中角栄の発想には、常に物事を俯瞰(ふかん)的に見るということがあった。思い切って視野を広げてみるということである。例えば、議論が沸騰して行方が見えぬ場合、議論の軸からちょっと離れ、全体像をもう一度見直してみる。行き詰まった議論の突破口も見えてくることがあるのだ。この“手”で、田
    2018/10/11夕刊フジ
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2018/10/03

2018/08/10

2018/07/05

2017/10/19

2017/07/12

2017/06/14

2016/11/30

2016/10/06

2016/09/23

2016/07/14

2016/06/22