親分力
2019/03/14
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】部下の力量を見誤らない「眼力」
★「親分力」の磨き方(8)上司として、たとえ気に入らぬ部下、周囲の人物であっても、その力量を冷静、正当に評価できる「眼力」があるかという話である。田中角栄は後年、自らの権力温存のためもあり、竹下登、中曽根康弘の2人には警戒心を崩さなかった。しかし、ひそかに、その力量は高く評価していた。そのうえで、時2019/03/14夕刊フジ詳しく見る
2019/03/07
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】同じ選挙区の宿敵に“黙って”援助金… 角栄氏の「ひけらかさない」魅力
★「親分力」の磨き方(7)リーダー、上司の欠かせない「親分力」の1つに、ダンディズムということがある。スマートな立ち居振る舞い、生きる姿勢を指すもののようだが、筆者は「ひけらかさない」魅力も、ダンディズムの大きな要因ではないかとみている。その意味では、田中角栄のとりわけカネの切り方は、ダンディズムに2019/03/07夕刊フジ詳しく見る
2019/02/16
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】部下人事“損失補填”の不可欠
★「親分力」の磨き方(4)ビジネスマンなど組織に所属する人間にとって、人事は少なからず関心事である。栄転となればヤル気も出るが、逆なら不満と目をかけてくれない上司への“恨み節”を引きずることになる。ために、上司は部下の人事に、常に神経を使うべしということである。田中角栄は首相時代、こんな話を残してい2019/02/16夕刊フジ詳しく見る
2019/02/08
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】“詫び状”で「うるさ型」を感心させた
★「親分力」の磨き方(3)前回に続く、部下、周囲から慕われる「親分力」としての要諦、素直さについてである。時に、部下の指摘が図星なら聞く耳を持てるか、自らの過ぎた言動に気がついた場合、速やかに詫(わ)びることができるか。「強いばかりが男じゃない」ということだ。こうした素直さは、その上司の器の大きさ、2019/02/08夕刊フジ詳しく見る
2019/01/24
【部下がついてくる!「角栄流」上司の心得】葬祭行事で見せつけた「親分力」
★「親分力」の磨き方(1)田中角栄の人との接し方の基本は、まず相手への先入観、敵対意識というものを捨ててかかるということだった。「来る者は拒まず、去る者は追わず」である。ために、各界、各層、政治的対立者もまた、多く田中のもとに“相談”に訪れたのであった。田中自身の言葉がある。「私が最も大切にしている2019/01/24夕刊フジ詳しく見る