国内最大の指定暴力団山口組（総本部・神戸市灘区）が分裂してから２７日で１年５カ月を迎えた。離脱派が結成した神戸山口組（本部・兵庫県淡路市）との抗争事件は全国的に沈静化しているが、対立自体は他組織を巻き込みながら深く進行している。今月１１日、京都市下京区に本拠を置く指定暴力団会津小鉄会の本部事務所に、

指定暴力団山口組（総本部・神戸市灘区、篠田建市＝通称・司忍＝６代目組長）と離脱派が結成した指定暴力団神戸山口組（本部・兵庫県淡路市、井上邦雄組長）が１３日、そろって年末年始の行事を開き、来年の組指針を発表した。６代目は「和親合一（わしんごういつ）」で、神戸は「風霜尽瘁（ふうそうじんすい）」。組織分裂

日本最大の指定暴力団山口組（総本部・神戸市灘区）と分裂した指定暴力団神戸山口組（本部・兵庫県淡路市）の対立抗争は、小康状態が続いている。２６、２７日の伊勢志摩サミット（主要７カ国首脳会議）を前に休戦状態に入っている両団体だが、警察当局はサミット後の抗争激化を警戒している。「山口組が傘下の４団体を中心

指定暴力団山口組（総本部・神戸市灘区）と対立抗争を続ける指定暴力団神戸山口組（本部・兵庫県淡路市）が２６、２７日に開催される主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）を控えて「休戦」の構えをみせている。１０日には双方が兵庫県内でそろって定例会を開催し、改めてサミット終了後までの抗争禁止を呼びかけたとみられる