出する物語にちなみ、「横浜凱旋（がいせん）舞台あいさつ」と名付けられた。「迷惑をかけてしまうので、ロケってだいたい嫌がられるんですが、横浜はとても寛容的でした。港町だから受け入れ体制が整っているのかな？」などと横浜での撮影秘話を披露し、地元ファンを喜ばせた。共演した俳優久保田悠来（３５）も出席した。

フランス産ミュージカルの日本初上陸版。プレーボーイが運命の女性と出会い、これまで軽んじてきた愛の“呪い”に苦しめられるストーリー。「黒く濃い役ですが、人間くささを見せられたら」と難役に挑んでいる。（筒井政也）屈指の実力者ぶりを証明する絶好機だ。外部劇場での宝塚公演２度目の主演作は、うれしい横浜凱旋。