アター・ドラマシティで幕を開けた。「キャプテン・ネモチーム、本日より再出航だっ！」。センターに立った彩風が、腕をあげて初日のあいさつを行った。彩風の外部劇場初主演作は、すでに東京・日本青年館ホール公演を終え、今回は、劇団の地元・関西へ凱旋（がいせん）。しばらくの休養をはさんでの大阪公演開幕に、彩風は

・礼真琴が、初となる外部劇場主演作「阿弖流為―ＡＴＥＲＵＩ―」の大阪公演（シアター・ドラマシティ）で熱演中だ。大和朝廷の侵攻から故郷を守ろうと奮闘する蝦夷（えみし）の若きリーダー・阿弖流為（あてるい）役を演じている。地元・東京への“凱旋公演”も控える９５期生・男役の旗頭は「真ん中に立ってドン！とぶつ

Ｉ－」の初日を迎え、外部劇場では初主演を果たした。礼は前作「スカーレット・ピンパーネル」で、一切笑わない悪役を熱演。今回は仲間ととともに故郷を守る「ザ・ヒーロー」の役柄で、正反対のキャラクターになる。本拠地の宝塚バウホール以外で、初めての“センター”を経験。初日の幕が降りた後は、感極まった表情で客席

・神奈川で上演中だ。外部劇場のセンター２作目は、同名フランス産ミュージカルの日本初上陸版。プレーボーイが運命の女性と出会い、これまで軽んじてきた愛の“呪い”に苦しめられるストーリー。「黒く濃い役ですが、人間くささを見せられたら」と難役に挑んでいる。（筒井政也）屈指の実力者ぶりを証明する絶好機だ。外部