宝塚歌劇月組公演でミュージカル「エリザベート」が東京宝塚劇場で上演されている。宝塚では96年に初演され、雪組のトップスターコンビだった一路真輝と花總まりが主演した。初演を見ているが、当時はミュージカルと言えば、ブロードウェーやロンドン発のものばかりで、オーストリアの首都ウィーン生まれのミュージカルに

フランス産ミュージカルの日本初上陸版。プレーボーイが運命の女性と出会い、これまで軽んじてきた愛の“呪い”に苦しめられるストーリー。「黒く濃い役ですが、人間くささを見せられたら」と難役に挑んでいる。（筒井政也）屈指の実力者ぶりを証明する絶好機だ。外部劇場での宝塚公演２度目の主演作は、うれしい横浜凱旋。