の企業倒産件数（負債総額1000万円以上）が、11年ぶりに1万件を上回った。前年度比12.05％増の1万144件。24年の年間に続き、年度でも1万件超えとなった。東京商工リサーチによれば、中小・零細企業を中心に倒産が急増しており、おもな原因は人手不足と物価高。求人難や人件費高騰など人手不足が理由の倒

外な結果だ。昨年は「求人難」型の企業倒産が前年比２倍増で推移。こうした深刻な人手不足を背景に、追い風が吹いている印象のある労働者派遣業の倒産件数が増加しているのだ。東京商工リサーチによると、昨年の派遣業の倒産件数は前年より２割増の７６件。２年連続で前年を上回った。原因別の最多は「業績不振」の５０件（