５Ｒ２着と絶好発進の佐藤享子（３１）喜びの声を聞こうと２走目終了後に声を掛けたのだが、歓喜と言うより安堵の表情と声が印象的だった。２日目の出走表を誰よりも足早に確認し、２号艇だと知って「ヨシ！」と更に引き締まった顔に変わった。ボートレーサーには安らぎの時間は無いのだろうか。大変な職業だ。兎にも角にも

はアスリートである。佐藤享子（３１）と話してるといつもそれを再確認できる。どんなに状況でも、いつも前向きで爽やかな笑顔を絶やさない彼女は元水泳選手。リオ五輪で金メダルの東海大学の後輩・金藤理絵（３０）もそうだが、東京五輪出場を目指す後輩達からも刺激をもらってると言う。今節の相棒３７号機は前回使用者の

【GIIIアクアクイーンC（３日・４日目）】１Ｒ差しで１着。穴目６号艇・佐藤享子（３１）を連れて万舟を演出した前田紗希（２５）。「節間１等１本取る」という明確な目標設定は分かりやすくていい。そこで満足することなく、５Ｒ終了後までペラ調整をしていた。どん欲さは明日以降にも繋がるはずだ。(文:旭堂南鷹)