しだけ泣いた。決勝で増地に得意の左内股を豪快に放ち、一本勝ち。第1シードの重圧を乗り越えての初優勝に「本当にうれしかった」とかみしめた。初出場した昨年の世界選手権で銅メダルを獲得し、今年2月のグランドスラム（GS）バクーを制して第1シードで迎えた今大会。2週間前にノロウイルスに感染し、体重が5キロ減

表監督に筑波大総監督の増地克之氏（４５）の就任を決めた。男子代表は井上康生監督（３８）が続投する。任期は１０月１日から４年間で、２０年東京五輪への新体制がスタートする。金野氏は「力を合わせて東京五輪を成功させたい」と抱負。増地氏は「稽古は繊細に、試合は大胆に臨めるような選手を育てたい」と意気込んだ。