姉妹が登場する「犬猿」（来年２月公開）で、メガホンはオリジナル脚本を書き下ろした吉田恵輔監督がとる。一番身近な存在に対する羨望（せんぼう）や嫉妬、憎悪など複雑な感情が描かれる。新井は、刑務所から出てきたばかりの乱暴者でトラブルメーカーの金山卓司、窪田はその弟で、真面目で気の優しい印刷会社の営業マン金

「満場一致＝文句なし」ではなく多少の注文もついた。それは精神面だ。守屋委員長は「技量は十分ある。品格の面でもっと磨いてほしい。国民全体から敬愛される横綱になってほしい」と切望した。言葉の裏には日本文化の継承者としての期待を感じる。来月から横審の委員長を務める北村正任氏は、「乱暴者や強がりはあまり好か