。内弟子生活をへて69年に「さいはての恋」で念願のデビューをはたした。ところが2年後に交通事故で歌手生命を絶たれ、8年後に奇跡のカムバック。「私1人ではここまで来ることは決してできなかった。出会ったすべての皆さんに感謝します」。夫は作曲家の中村典正氏（83）。「子どもたちは、『売れない演歌歌手の子』

ひろし（３８）と中村仁美（４２）も駆け付け、３人で全３２曲を披露した。開演前、松前は「緊張で５時半に目が覚めた」と顔をこわばらせ、リハーサルでは涙を流す姿も見られたが、本番では最新曲「恋の川」を歌唱し、夫で作曲家・中村典正（８３）が手掛けた「うきぐさ姉弟」を三山とデュエット。堂々のステージで会場を沸

松前の歌に「いけるな」とひと言を発したことから歌手を夢見て家出。内弟子修業をへて69年にデビューをしたが、わずか2年後に交通事故で歌手生命を絶たれた。「2年後に、サブちゃんから『取りあえず結婚してみろ』と言われて結婚をしたのが夫の（作曲家）中村典正でした。母として女としては幸せでしたが、あの交通事故

周年を前に、「弟子で娘婿の三山ひろしが昨年、３度目のＮＨＫ紅白歌合戦に出場。私も頑張りたい」とヒットを目指すことを誓った。作曲は夫の中村典正氏（８２）。歩行のおぼつかない中村氏はこの日、大事をとって欠席したが、松前は「夫の分まで歌います」と張りのある声量豊かな歌声で魅了した。歌手を目指し、北海道から