大高宏雄
2019/06/21
石橋一が好演「カスリコ」人生を狂わせる賭博の本質を活写
【大高宏雄の新「日本映画界」最前線】ピエール瀧も怪演「麻雀放浪記2020」に込められた批判精神カスリコという言葉を知っている人は少ないだろう。賭場で、客の世話などをして僅かばかりの祝儀をもらう仕事のことだ。その言葉をタイトルにした「カスリコ」という作品が22日、公開となる。舞台は1960年代の高知。2019/06/21日刊ゲンダイ詳しく見る
2019/01/25
東宝期待2作品がまさかの空振り…「正月興行」に異変アリ
【大高宏雄の「日本映画界」最前線】上田慎一郎監督が語る 10年前の小説から「カメ止め」まで今年しょっぱな、映画界にちょっとした異変が起きた。常勝会社の東宝が、正月興行で東映の後塵を拝したのだ。東映がヒット作を2本連発したのに対し、東宝は期待の実写作品2本が空振りに終わった。東映の2本が、なかなかに凄2019/01/25日刊ゲンダイ詳しく見る
2018/11/23
3・11から7年…「Fukushima50」製作発表が意味すること
コラム【大高宏雄の「日本映画界」最前線】事なかれ主義テレビ界に一石投じた 佐藤浩市の“反骨直言”今年の日本映画界10大ニュースのひとつに入ると思う。2011年3月に起こった福島第1原発の事故を描く映画「Fukushima50」(松竹、KADOKAWA配給)の製作が発表されたことである。待望久しかった2018/11/23日刊ゲンダイ詳しく見る