子園で啓新―智弁和歌山を観戦。東海大甲府（山梨）で3度の甲子園大会4強を誇る名将がスポニチ本紙に観戦記を寄せ、相洋監督時代の教え子にあたる啓新・植松照智監督（39）にエールを贈った。最後の9回に、夏に向けてのプレゼントをもらいましたね。0―5のまま終わるのと、1点でも2点でも取るのとでは全然違います

和歌山に軍配が上がった。試合後、選手らからは雨でぬかるんだグラウンドを見事に整備した阪神園芸に対し、感謝とリスペクトの声が上がった。中断している間、啓新の植松照智監督（３９）は選手に「日本一の整備の技術を盗め」と指示したという。この試合のような雨天でない限り、日本が誇る阪神園芸の神技を間近で拝める機

懸かる啓新（福井）の植松照智監督（３９）は「弱かったチームが、ここまで勝てるとは」と驚きを隠さない。２年前のエースだった牧（現阪神）のような絶対的な選手はいない。危機感が選手の結束力を高めた。昨秋の福井大会は公立校に苦戦して３位。北信越大会は安積、浦松の継投を軸に接戦を勝ち抜き、決勝では優勝候補の星