リアルスティール（牡６＝矢作）がメイダンのダートコースで坂井を背に最終追い。肩ムチで気合を入れつつ、手綱は引っ張るという内容で、４Ｆ５３秒８～１Ｆ１２秒１を刻んだ。矢作師は「手前の替え方も、息の入りも、すべていい」と大満足。「ドバイが大好きな馬で、カイバを食べるし、馬の機嫌もいいね」と笑顔で話した。

点に鋭い反応を返し、楽な手応えで５Ｆ６８秒２－３７秒７－１２秒２をマークした。角馬場では尻っぱねをしてやんちゃな面をのぞかせていたが、追い切りではスイッチがオンへ。最後まで集中力を持続し、僚馬に１馬身先着を果たした。喜多助手は「抜け出してから物見をして躊躇（ちゅうちょ）していましたが、肩ムチを入れた