計をマークしており、気配は上々だ。喜多助手「この中間は在厩のまま、緩めずに調整してきた。昨年、秋華賞を取り消してからの３走は順調さを欠いたが、前走時はやっとまともに調整ができて、それが結果にも結びついたんだと思う。体重は増えているけど、動きはさらに良くなっているし、全て成長分だと感じている。あとは課

テは昇級戦の難波Ｓこそ１１着と結果が出なかったが、その前の四国新聞杯ではダンサール（次走の鹿野山特別を３馬身半差快勝）を破っており、条件馬ながら侮れない能力を持っている。喜多助手「前走はしまい勝負に徹したんだけど、結果的に１頭しかかわせなかった。今回はハンデ差があるので、そこを生かして前進があれば」

東】ミエノサクシードはウッド６ハロンから単走。余力十分の手応えで直線を向くと、軽い仕掛けにスッと反応して好時計（８０・６―３６・８―１１・４秒）をマークした。喜多助手「上がり重点で思い通りの稽古ができた。ハンデ、距離とも今回のほうが条件はいいし、状態も前走（マーメイドＳ＝３着）より上がっているので」

むミエノサクシードの喜多助手は、前走の３着だったマーメイドＳを「２０００メートルもこなせていたけど、直線の脚は少し鈍っていた」と振り返る。「ベスト距離のマイルに戻るのはプラス。左回りだと左に行ったり右によれたりするところがあるので、中間はそれを修正できるように特訓してきた。気になるところは、だいぶス

の運動で体を温めた。喜多助手「（当初は木曜追い予定だったが）雪の影響を考慮して１日前倒しでやりました。前走（淀短距離Ｓ＝６着）は課題の手前もしっかり替えられたのに動ききれなかった。プラス１０キロが影響したのかもしれません。急に寒くなったので、どこまで絞れるかですが、中１週のローテーションがいい方に出

抽選を突破してのＧI出走へ意欲十分だ。喜多助手「アルテミスＳ（５着）では行きたがる面を見せていましたが、前走は馬の後ろでうまく折り合えていましたから。次を考えて余裕をもたせた仕上げだったので、中１週でも上積みは見込めそう。太宰騎手が付きっきりで調教をつけてくれていることで、信頼関係も築けているようで

点に鋭い反応を返し、楽な手応えで５Ｆ６８秒２－３７秒７－１２秒２をマークした。角馬場では尻っぱねをしてやんちゃな面をのぞかせていたが、追い切りではスイッチがオンへ。最後まで集中力を持続し、僚馬に１馬身先着を果たした。喜多助手は「抜け出してから物見をして躊躇（ちゅうちょ）していましたが、肩ムチを入れた

イレ込みを避けるために、１週前に当地入り。陣営は状態の良さに手応えを感じた。喜多助手「こちらの環境が合っているのか、思いのほか落ち着いていて、馬の雰囲気はいいですね。栗東でしっかり仕上げてきたので、直前は芝でサラッと流す軽めの調整を予定していましたが、この感じなら少し負荷をかける追い切りもできそうで