富司
2016/10/22
【富司純子 あるがまゝに】(14)「男の中の男」健さんただ一人
富司純子は、東映時代を支えた高倉健と計35本の作品で共演している。「ずっと尊敬してきましたし、男の中の男というか。そういう方だと思いますよ」。高2で初めて会ったとき、高倉は32歳。「私がまだ17歳で、あんみつや蜜豆のようなものばかり食べていたころ。いろんな喫茶店に連れて行ってもらって。苦くて大人の飲2016/10/22スポーツ報知詳しく見る
2016/10/21
【富司純子 あるがまゝに】(13)寺島純子で「3時のあなた」
富司純子が1970、80年代に「3時のあなた」(フジ系)の司会をしていたのは有名な話だ。同局とは尾上菊五郎との結婚披露宴で鹿内信隆(当時フジテレビ社長)が媒酌人を務めるなど交流が深かった。局側からの粘り強い説得を受け、出演することが決まった。68年に始まる「3時―」は、主婦層をターゲットに月~金曜の2016/10/21スポーツ報知詳しく見る
2016/10/12
【富司純子 あるがまゝに】(6)9年間で映画出演91本 1日3度の新幹線移動も
た新ヒロインだった。富司を不動のスター女優に押し上げた決定打。しかし、このとき既に50本を超える映画に出て豊富な経験があったことを見過ごしてはならない。「お竜さんを迷わず演じることができたのは、多くの任侠(にんきょう)映画に主演した鶴田浩二さんや高倉健さんの相手役をさせてもらったから。格好良くて素晴2016/10/12スポーツ報知詳しく見る
2016/10/11
【富司純子 あるがまゝに】(番外編)舞踊の成果 品ある立ち回り
富司純子(当時・藤純子)と言えば、映画「緋牡丹博徒」(1968~72年、全8作)の「お竜さん」のイメージが強い。連載「特別版」では、富司がこれと並行して「日本女侠伝」「女渡世人」と2つのシリーズ作も撮っていたことにも注目してみる。「日本―」(69~71年、全5作)は、毎回演じる人物が変わった。〈1〉2016/10/11スポーツ報知詳しく見る
2016/10/09
【富司純子 あるがまゝに】(5)“緋牡丹のお竜”にじむ覚悟
いよいよ富司純子(当時・藤純子)の時代が訪れようとしていた。1966年、大映は江波杏子主演で「女賭博師」をシリーズ化。任侠ものをどこよりも得意としながら、女性でつくる発想がなかった東映は焦った。しかし時代設定、登場人物のキャラクターを変えれば「勝算あり」と踏んだ。デビューから5年。22歳の富司は「大2016/10/09スポーツ報知詳しく見る
2016/10/04
【富司純子 あるがまゝに】(1)大女優の栄光 家族の前でも封印
女優・富司純子(70)は歌舞伎の人間国宝・尾上菊五郎(74)夫人として梨園の妻、俳優、母、祖母と「4つの顔」をパワフルにこなしてきた。東映のスター女優・藤純子として人気絶頂期に結婚して引退するも、周囲に説得されカムバック。いまや3人の孫を持つおばあちゃんでもある。人生を振り返ることを好まず、これまで2016/10/04スポーツ報知詳しく見る