名である「三代目林家九蔵」の襲名を予定していたが、トラブルが起こり、好の助のままで昇進することになった。九蔵時代の１７年間で師匠から２３回破門されたという好楽は「（故林家三平夫人の海老名香葉子さんを）３時間口説いたけど、『三遊亭に林家があるのはおかしい』と言われた」と経緯を説明。好の助は「九蔵を誰も

語った。昭和４１年に林家に入門。当時、林家九蔵と名乗っていたが、九蔵を見た５代目・円楽が「いい弟子が入ってきたね。あの子使ってやりなよ」と７代目・林家正蔵に進言してくれたという。７代目が８６歳で他界したとき、５代目・円楽が「うちにおいで」と誘ってくれたが、まだ喪に服していないからそれはいけないと断っ