ベルト奪取に成功した。王者ネオマール・セルメニョ（３７）＝ベネズエラ＝が１１回の開始時に、消耗による戦意喪失で棄権の意思を示す意外な幕切れ。７日の調印式後の会見でセルメニョに対戦を熱望されていた亀田３兄弟の三男・和毅（２５）＝協栄＝も観戦。試合後、「セルメニョと久保、どちらがやりやすいかわからない」

保隼（２７＝真正）が王者ネオマール・セルメニョ（３７＝ベネズエラ）に１１Ｒ５秒でＴＫＯ勝ちし、新王者となった。劇的な逆転勝利だった。久保は序盤から強烈な左ボディーで攻めたが、セルメニョの重いカウンターで反撃を食らう。７Ｒには左右の連打を浴びてダウンを喫する大ピンチにも陥った。そのピンチを救ったのがジ

活発だ。最初の世界戦は４月９日にエディオンアリーナ大阪で行われるＷＢＡ世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、王者ネオマール・セルメニョ（ベネズエラ）―久保隼（真正）。久保は３階級制覇して引退した長谷川穂積氏の後継者と期待されている。その長谷川氏は、引退後も神戸市内の真正ジムに姿を見せて練習をしている