阪神・秋山拓巳投手（２６）が２０日、甲子園での投手指名練習に参加。２１日のヤクルト戦（神宮）の先発に向けて調整した。秋山はバットでも勝利に貢献する。今季は２７打数６安打、打率・２２２と虎投でトップ。西条高時代は“伊予のゴジラ”と呼ばれるなど打力には定評があるが、「打てば（自分も）楽になると思うので、

翼」で先発出場。１４安打９得点と大勝した打線の中で、「恐怖の９番」が躍動した。技ありの一打だった。同点の５回無死一塁で打席に立つと、カウント２―２からの５球目、真ん中低めに沈むフォークを地面スレスレでバットに乗せた。曲芸的な打撃で放たれた打球は、図ったように遊撃の頭を越えて、グラウンドで跳ねた。直後

日は、投手陣が１４被安打を浴び９失点。五回には秋山に３ランで勝ち越された後、２死一塁から遊ゴロを中島が失策。一、二塁となり次打者の栗山に左越え３ランを浴びとどめを刺されるなど、今季はリーグワースト６１失策と守備のほころびが目立っている。対西武は８連敗。今季２勝１４敗と大きく負け越していることを問われ