歌山の１５２キロ右腕・宮口は、名門の守護神として腕を振る。「投げる試合は絶対、無失点」。昨秋は抑えとして６試合、計１３イニングで防御率０・００。県決勝の和歌山東戦で自己最速の１５２キロを計測し、背番号１１ながらＮＰＢスカウトも注目する存在となった。元Ｕ１５日本代表が成長したきっかけは、１年秋の県大会

１９４センチの真杉は参加４８校中で最長身ＧＫだ。「ハイボールでは絶対に負けたくない」と、ゴール前で圧倒的な存在感を見せる。ジャンプせず腕を伸ばしただけで手のひらがクロスバーの上に出る。手足も長く、相手からはシュートコースが狭まる感じに映る。県決勝の静岡学園戦はＦＫと１対１で２度好セーブし、１失点に抑