始球式に前東大監督の井手峻氏（81）が登板した。井手氏は東大で4勝を挙げエースとして活躍。同部からは2人目のプロ野球選手となり中日で投手として1勝、外野手に転向してからも本塁打を放った。その後二軍監督やコーチ、フロント入りし中日に貢献した。22年11月、監督時代に倒れ闘病生活を送ったが元気に復活。こ

プロに入り、コーチを経て、球団代表にまで上り詰めた異色の経歴の持ち主がいる。半世紀近くにわたり中日の屋台骨を支えた井手峻（７４）は現在、母校・都立新宿高校でコーチとして指導にあたっている。選手、指導者、フロントとして歩んだ野球人生と、高校野球の指導者としての今の夢を語った。「野球がうまいという自覚は