初優勝に、大阪桐蔭のＣＴＢ松山千大主将（３年）は、何度も「最高です」を繰り返し、体中で喜びを表現した。フォワードの強みが目立った試合だったが、終盤、２点差に詰め寄られたシーンでも、前回大会決勝戦での敗戦を糧に「あの経験が大きかったから、チームを引っ張っていけた」と、慌てることなく自軍を勝利へと導いた

した同校ラグビー部について「一度、逆転を許しましたけど、そこから大阪桐蔭らしい粘りを見せて勝つことができたことに感動をしました。同じ高校でラグビーと野球で全国優勝できたことは本当に思い出に残るし、うれしい。誇りに思います」と祝福した。ＣＴＢ松山千大（ちひろ）主将（３年）らとはクラスメートで、腕相撲で

試合が行われる。昨年度準優勝のＡシード大阪桐蔭（大阪第１）は準々決勝で常翔学園（大阪第３）とのＢシード対決を逆転で制した流通経大柏（千葉）と対戦する。４日は東大阪市の近大グラウンドでたっぷり２時間半の調整。５日に１８歳の誕生日を迎える高校日本代表候補のＣＴＢ松山千大主将（３年）を中心に気勢を上げた。

ＶでＡシードの大阪桐蔭は４日、東大阪市内で練習。５日に１８歳の誕生日を迎えるＣＴＢ松山千大主将（３年）は、２大会連続の決勝進出で自らのバースデーを祝うことを誓った。活気に満ちた２時間半の練習が終わりに差し掛かると、グラウンドに花道ができる。レギュラーとベンチ内選手が次々と全力疾走でくぐり抜け、タック