ラブを破る番狂わせ「ジャイアントキリング」が毎年起きるが、この日行われた対戦でも５試合でジャイアントキリングが起きた。まずは、Ｊ１勢の４チームが苦汁をなめた。仙台は筑波大（茨城県代表）に２－３で敗退。仙台は昨年も下位リーグの盛岡に２－５で敗れ、２回戦で姿を消している。仙台にとって天皇杯初戦は“鬼門”

台に３－２で勝利し、ジャイアントキリングを起こした。試合が動いたのは前半６分。筑波大のＭＦ三笘が中盤からおとりをうまく使いながら、ドリブルでペナルティーエリア前に持ち込みシュート。仙台のＧＫ関が片手で触るも、ボールはゴールへ吸い込まれ筑波大が先制した。大学生相手に１点を追う展開となった仙台は同３１分

野純弥（２８）のゴールで先制したが逆転を許し、今大会３度目の“ジャイアントキリング”はならなかった。６日にリーグ戦を青森と行い、中２日で挑んだＦＣ東京戦。１回戦でＪ２岐阜、２回戦でＪ２松本を破り２度“ジャイアントキリング”を起こしたホンダだったが、この日も“挌上”のＦＣ東京を相手に互角の戦いを演じた