指す日テレは２―０で新潟に、４年ぶりの女王奪回を目指すＩＮＡＣ神戸は２―０で浦和にそれぞれ快勝。ともに開幕３連勝で首位をキープした。日テレはなでしこジャパンの籾木結花と阪口夢穂がゴール。ＩＮＡＣ神戸は中島依美がゴールしている。長野は１―０でマイナビ仙台を下した。第３節の残り２試合は１６日に行われる。

２）の先発２トップが１点ずつ決めた後、後半３７分にダメ押しの３点目を奪ったのはこの日、２１回目の誕生日を迎えた慶応大現役女子大生のＦＷ籾木結花だ。「高倉監督が、左利きの籾木を右サイドに置いた理由は、武器であるスピードを使って中に切り込み、積極的にシュートを放っていけ――という意図だが、それを本人もき

は言い難い。ところが籾木結花（２０）のプレーは、フィジカルにおいてコンプレックスなど存在し得ないことを証明しているかのようだ。ドリブラーであり、パサーであり、キッカーであり、ゴールゲッターでもある。攻撃のその時々で籾木は、自らを見事に演じ分ける。所属するなでしこリーグ１部の日テレ・ベレーザでは今シー