ち）ミゲル・ムリジョ●（８日・カリオカアリーナ２）２０１５年世界選手権金メダルの大野将平（２４）＝旭化成＝が初戦の２回戦で一本勝ちし３回戦に進んだ。ミゲル・ムリジョ（２２）＝コスタリカ＝と対戦。逃げで指導を受ける相手を捕まえ、中央で崩し寝技に持ち込んだ大野。横四方固めで１分５０秒で一本勝ちを奪った。

優勝候補の永瀬貴規（旭化成）が、２回戦でラスーロ・チョクニャイ（ハンガリー）に優勢勝ちし、初戦を突破した。相手に指導が二つ、永瀬にも一つ指導が付いた後、残り１分４０秒で永瀬が袖釣込腰での有効を取った。終盤もお互いに指導が一つずつ加えられたが、永瀬の優位は変わらなかった。７３キロ級の大野将平（旭化成）

級の大野将平（２４＝旭化成）が９日、市内のジャパンハウスでメダリスト会見に臨み、自身の柔道スタイルに関して語った。５試合中４試合を一本勝ちで決めたものの「試合というのは勝負だし甘くはないので。勝ち方にこだわる、色気を出すということは捨てました」と一本勝ちが続いたことはあくまで結果論と強調。「戦ってい

者・永瀬貴規（２２＝旭化成）がチリキシビリ（ジョージア）に優勢勝ちして銅メダルを手にした。がっぷり組んでくる相手に対して、永瀬は得意のディフェンス力で対抗。相手が焦って出てきたところを得意の足技で倒して「有効」を奪った。その後は消極的になり、「指導」２つをもらう危うい展開となったが、何とか逃げ切って