注目の大砲・金成麗生（かなり・れお）内野手（３年）はシート打撃で、右中間中段へ推定１２５メートルの特大弾。「スタンドが近く感じた。（開幕日の履正社戦でも）打てる自信はある」と手応え十分だ。カミナリ直後の一発だった。力んで力んで、凡打を量産する主砲に、見守っていた小倉全由（まさよし）監督（５９）から「

尾の左打者２年生トリオが、シート打撃で豪快な打撃を披露した。５０メートル走５秒８の１番・藤原は、６スイングで右翼席へ２本の柵越え。「桐蔭の１番として見られるし、常にＭＡＸで入りたい。打線を引っ張る」と腕をぶす。３番・中川も負けていない。「３人の中では『俺が打ったる』と思っている」。チーム屈指の巧打者

つ早実の４番・野村もシート打撃で豪快な柵越えを放った。ライナー性で左翼席に叩き込み「なかなか調子は上がってこなかったけど、いい感じで打てました」と笑顔。明徳義塾戦では清宮が四球で歩かされるケースも想定され「僕に回ってくるので打たなくてはという責任はある。個人的には打率５割、本塁打３本が目標」と力強く