は直球の軌道から内角低めに消える１４６キロのスプリットで内山を３球三振。接戦を締め、かつて巨人などで活躍したクルーンを超えるＮＰＢ通算１７８セーブ目を挙げた。サファテ（２３４セーブ）に次ぐ外国人投手歴代２位の記録にも「セーブ数は全く頭になくて。３つアウトを取ることだけ考えていた」と集中しきっていた。

リードの九回に登板した森が３連打で１点を失い、なおも無死一、二塁のピンチでマウンドへ。いきなり重盗を決められたが、後続を３者連続三振に打ち取った。「準備はできていた。どんな形でも、３つアウトを取れればいい。５０セーブ？自分の記録よりも、チームの優勝さ。マジック５だし、一日も早く（優勝を）決めたいね」