いたところでベンチはバウマンを投入した。火消しを託されたものの、4番・牧に外角高めの直球を右翼席に運ばれ、勝負が決した。救援の柱として期待されながら、登板6試合で被弾は3本目。高津監督は「前に飛んじゃうので、何とかしないといけないでしょうね。打者にとってそんなに難しい球ではないのかな」と首をかしげた

１回１死一塁、近本がバウマンから決勝２ラン。球筋を見たことのない初対決の投手から、集中力と技術の高さのたまものだ。４安打の絶好調モードに突入したと言っていい。近本だけでなく、３番・森下の４安打も内容があった。４番の佐藤輝にも「今年一番の本塁打」が出た。８回無死二塁の清水からの逆転５号２ランはストレー