・歌舞伎座で上演中の「壽初春大歌舞伎」は、４００年を超える歌舞伎の歴史の中でも稀有といわれる慶事が執り行われています。その慶事とは、歌舞伎界の大名跡、松本幸四郎の九代目が二代目松本白鸚（７５）、長男で七代目市川染五郎が十代目幸四郎（４５）、孫の四代目松本金太郎が八代目染五郎（１２）になる直系親子三代

壽初春大歌舞伎」（２６日まで）で舞台復帰した。同公演は、松本幸四郎改め二代目松本白鸚（７５）、市川染五郎改め十代目幸四郎（４４）、松本金太郎改め八代目染五郎（１２）の高麗屋の直系親子三代襲名。昼の部「菅原伝授手習鑑寺子屋」に涎くり与太郎役で出演した猿之助は、吾作役の中村東蔵（７９）から「けがは大丈夫

寺で３７年ぶりとなる直系親子三代襲名興行「壽初春大歌舞伎」（東京・歌舞伎座、来年１月２～２６日）のお練りと成功祈願を行った。観衆約１万５０００人の中を晴れやかに練り歩いた二代目松本白鸚を名乗る幸四郎は、「頑張ってね、と肩をポンポンとたたかれ、皆さまの温かい心から三代襲名が生まれたんだな、という思いを

来年１月に直系親子三代襲名を控える歌舞伎俳優の九代目松本幸四郎（７５）、長男の七代目市川染五郎（４４）、孫の四代目松本金太郎（１２）が２６日、東京都内のホテルで開かれた襲名披露祝賀会に出席した。高麗屋にとっては３７年ぶりの慶事。大名跡、幸四郎を継ぐ染五郎は「歌舞伎の戦力になることを信じ、天に向かって

東京・内幸町の帝国ホテルで会見し、２０１８年１、２月の東京・歌舞伎座公演で直系親子三代そろって襲名することを発表した。幸四郎が二代目松本白鸚、染五郎は十代目幸四郎、金太郎が八代目染五郎へ。１９８１年に歌舞伎界初となる直系親子三代同時襲名を行った“高麗屋”一家が時を経て、再び次の世代へたすきをつなぐ。