壽初春大歌舞伎」（２６日まで）で舞台復帰した。同公演は、松本幸四郎改め二代目松本白鸚（７５）、市川染五郎改め十代目幸四郎（４４）、松本金太郎改め八代目染五郎（１２）の高麗屋の直系親子三代襲名。昼の部「菅原伝授手習鑑寺子屋」に涎くり与太郎役で出演した猿之助は、吾作役の中村東蔵（７９）から「けがは大丈夫

鑑寺子屋」の涎（よだれ）くり与太郎役で、約３カ月ぶりに舞台復帰した。芝居の中で、中村東蔵に「けがはもう大丈夫か？」と聞かれた猿之助は「めでたい襲名の舞台に出るために一生懸命リハビリしたんじゃ」と答え、大きな拍手を受けた。涎くり与太郎は寺子たちのリーダーのような役回り。猿之助は両手でほうきや文机を持つ

えた「壽初春大歌舞伎」で８５日ぶりに復帰した。「菅原伝授手習鑑寺子屋」の「涎（よだれ）くり与太郎」役で登場すると、客席から大きな拍手が送られた。書道をする設定だったが、左手の動きもスムーズ。舞台から下がる際には、父親役の中村東蔵とアドリブのやりとり。東蔵から「けがは大丈夫か？」と言われた猿之助は、「

国宝）に歌舞伎俳優の中村東蔵（７８）らを認定するよう馳文部科学相に答申した。東蔵は故藤間紫さんの弟で１９６１年、故六代目中村歌右衛門さんの芸養子に。６７年に六代目中村東蔵を襲名した。「来た役にダボハゼみたいに食いついちゃったらいつの間にか脇役になっていた」と来し方を振り返った東蔵。人間国宝に認定され

歌舞伎俳優の中村東蔵（７８）が１５日、重要無形文化財保持者（人間国宝）に認定される。「びっくりするのは当たり前ですが、大変にうれしいです。まず、亡くなりました６代目中村歌右衛門の師匠に報告しなくては。多分、喜んでくださると思いますが、その半面『え、おまえさんが！？』と笑われてしまうかも」と喜んだ。東