・歌舞伎座で2日、「寿初春大歌舞伎」が初日を迎えた。昼の部「吉例寿曽我」で、長期休養から昨年9月に舞台復帰した中村福助（58）と中村芝翫（53）の兄弟共演が約5年3カ月ぶりに実現した。福助は13年11月に脳内出血で倒れ、長期療養に入った。同演目では梛（なぎ）の葉を演じており、9月の復帰舞台の時よりせ

昨年１０月に同作の東京公演で左腕を骨折して休演。今年１月に歌舞伎座で開催された「寿初春大歌舞伎」で舞台復帰していた。ルフィの衣装に着替え、夜の部上演の前に会見した猿之助は「僕もルフィとして戻ってくることができました。大阪松竹座は劇場がコンパクトなので、滝の場面では迫力ある舞台を楽しんでいただけます」

２）による高麗屋３代襲名披露興行「寿初春大歌舞伎」（２６日まで）が初日を迎えた。夜の部の口上には２２人の俳優が並んだ。白鸚は「親子孫そろっての襲名は３６年ぶり。泉下の父もさぞ喜んでいることと思います」と初代白鸚をしのび、幸四郎は「芸道未熟ではございますが、歌舞伎のための力となることを信じ、天に向かっ

襲名披露興行となる「寿初春大歌舞伎」（２６日まで）が初日を迎えた。市川染五郎あらため１０代目松本幸四郎（４４）は、昼の部「菅原伝授手習鑑（てならいかがみ）車引」で松王丸を演じた。力強く見えを切ると、「高麗屋！」の掛け声が一斉に上がり、大きな拍手に包まれた。昼の部を終え、幸四郎は歌舞伎座ギャラリーにあ

日、東京・歌舞伎座「寿初春大歌舞伎」の昼の部「菅原伝授手習鑑寺子屋」の涎（よだれ）くり与太郎役で、約３カ月ぶりに舞台復帰した。芝居の中で、中村東蔵に「けがはもう大丈夫か？」と聞かれた猿之助は「めでたい襲名の舞台に出るために一生懸命リハビリしたんじゃ」と答え、大きな拍手を受けた。涎くり与太郎は寺子たち

まった襲名記念展（９日まで）のセレモニーに参加した。それぞれ二代目松本白鸚、十代目松本幸四郎、八代目市川染五郎を襲名。この日は披露興行の演目が発表となり、１月「寿初春大歌舞伎」（２～２６日）夜の部では、お家芸「勧進帳」で、染五郎が新幸四郎として弁慶を演じる。染五郎は「やってきたことが間違いでなかった

６６）らが出演する「寿初春大歌舞伎」（２６日まで）が初日を迎えた。昼の部最後の幕は、吉右衛門が出演する「伊賀越道中双六沼津」。生き別れた親子の悲しい物語を、哀感たっぷりに演じ大きな拍手が起こった。夜の部は幸四郎、玉三郎が出演する「井伊大老」で幕が開いた。また、片岡愛之助（４４）の妻で女優藤原紀香（４