東京・歌舞伎座公演「壽初春大歌舞伎」（２６日まで）の「吉例寿曽我」で６年ぶりに弟の中村芝翫（５３）と共演した。２０１３年に脳内出血で倒れた福助は、過酷なリハビリを乗り越え、昨年９月に４年１０か月ぶりに復帰。今月は、夫（工藤祐経）をあだ討ちするために来た曽我兄弟と対面する「女工藤」といわれる奥方梛（な

松竹座で上演される「壽初春大歌舞伎」（２～２６日）への取材会を行った。同公演では、２人の父で人間国宝の坂田藤十郎（８６）、鴈治郎の長男・中村壱太郎（２８）、扇雀の長男・虎之介（２０）と親子３代家族５人で舞踊「寿栄藤末廣（さかえことほぐふじのすえひろ）」（昼の部）を披露。鴈治郎は「父が来年、数えで米寿

訪れた。大阪松竹座「壽初春大歌舞伎」（来年１月２～２６日）の夜の部「通し狂言金門五三桐（きんもんごさんのきり）」で石川五右衛門を演じるためで、「絶景かな、絶景かな」の名せりふが飛び出す三門を見学し、懇親会では「スペクタクルに富んだ五右衛門に仕上げたい」と力を込めた。招致アンバサダーを務めた２０２５年

大阪松竹座1月公演「壽初春大歌舞伎」の取材会を行った。同寺は石川五右衛門の「絶景かな、絶景かな」で有名。通し狂言「金門五三桐」で五右衛門役の愛之助は「盗賊でありながらもヒーローでもある。弱きを助け、強きをくじく。スペクタルな五右衛門にしたい」と意気込んだ。2025年国際博覧会（万博）の開催地が大阪に

・歌舞伎座で上演中の「壽初春大歌舞伎」は、４００年を超える歌舞伎の歴史の中でも稀有といわれる慶事が執り行われています。その慶事とは、歌舞伎界の大名跡、松本幸四郎の九代目が二代目松本白鸚（７５）、長男で七代目市川染五郎が十代目幸四郎（４５）、孫の四代目松本金太郎が八代目染五郎（１２）になる直系親子三代

千秋楽を迎える幸四郎の襲名披露興行「壽初春大歌舞伎」に出演中で、元日に市川染五郎の名を“卒業”。報道陣に「幸四郎の名がなじんできた？」と質問され、「全然です。先月、テレビの収録で控室に松本幸四郎と貼ってあって、オヤジが何で来ているんだろうと思ったら、放送日が襲名後ということで私のことでした」と照れ笑

歌舞伎座で開幕した「壽初春大歌舞伎」（２６日まで）で舞台復帰した。同公演は、松本幸四郎改め二代目松本白鸚（７５）、市川染五郎改め十代目幸四郎（４４）、松本金太郎改め八代目染五郎（１２）の高麗屋の直系親子三代襲名。昼の部「菅原伝授手習鑑寺子屋」に涎くり与太郎役で出演した猿之助は、吾作役の中村東蔵（７９

伎座で初日を迎えた「壽初春大歌舞伎」で８５日ぶりに復帰した。「菅原伝授手習鑑寺子屋」の「涎（よだれ）くり与太郎」役で登場すると、客席から大きな拍手が送られた。書道をする設定だったが、左手の動きもスムーズ。舞台から下がる際には、父親役の中村東蔵とアドリブのやりとり。東蔵から「けがは大丈夫か？」と言われ

歌舞伎座で開幕した「壽初春大歌舞伎」の昼の部「菅原伝授手習鑑寺子屋」の涎（よだれ）くり与太郎役で復帰した。松本幸四郎改め２代目松本白鸚（７５）、市川染五郎改め１０代目松本幸四郎（４４）、松本金太郎改め８代目市川染五郎（１２）の襲名披露興行。劇中、アドリブで左手のことを聞かれると「めでたい襲名の舞台に

系親子三代襲名興行「壽初春大歌舞伎」（東京・歌舞伎座、来年１月２～２６日）のお練りと成功祈願を行った。観衆約１万５０００人の中を晴れやかに練り歩いた二代目松本白鸚を名乗る幸四郎は、「頑張ってね、と肩をポンポンとたたかれ、皆さまの温かい心から三代襲名が生まれたんだな、という思いを強くしました。この日差

触れ、「昨日は無事、初日を迎えることができましたお正月からたくさんの方々が歌舞伎を観に来てくださいました感謝」と振り返った。前日に同所で初日を迎えた「壽初春大歌舞伎」（２６日まで）に、愛之助は昼夜公演フル回転で出演。紀香は薄いもえぎ色の着物で劇場に姿を見せ、ひいき筋に応対。また、出演俳優の関係者らと

４人の襲名披露公演「壽初春大歌舞伎」初日を迎え、劇場前で鏡開きを行った。親子４人同時襲名披露に臨む芝翫は、詰めかけたファンを前に「歌舞伎の長い歴史の中でも親子４人で同時に襲名ということは、史上初めてのことと聞いております。また、この中村芝翫という名跡の初代は、ここ大阪に大変ゆかりがございます。そして

竹座で襲名披露興行「壽初春大歌舞伎」（２６日まで）の初日公演を迎えた。公演前に劇場前で新春の鏡開きをした芝翫は「新年明けましておめでとうございます。本日より、大阪松竹座にて８代目中村芝翫を襲名ご披露させていただきます」とあいさつ。詰めかけたファンから「成駒屋！」「８代目！」などの声が掛かった。同公演

４人の襲名披露興行「壽初春大歌舞伎」に臨む歌舞伎俳優中村芝翫（しかん＝５１）が２０日、劇場周辺のミナミ約２・１キロを長男の中村橋之助（２０）次男の福之助（１９）三男の歌之助（１５）とともに練り歩いた。松竹座の北東すぐ、ミナミの象徴でもある「グリコ看板」のある戎橋では、ファンから「成駒屋！」と多数の声

４人の襲名披露興行「壽初春大歌舞伎」に臨む歌舞伎俳優、中村芝翫（しかん＝５１）が９日、大阪市内で、長男の中村橋之助（２１）次男の福之助（１９）三男の歌之助（１５）とともに会見した。父の名跡を継いだ８代目芝翫は「芝翫といえば先代も、女役の印象ですが、私としては、８代目をあら削りな、男くさい芝翫に育てて

東京・歌舞伎座公演「壽初春大歌舞伎」から二代目松本白鸚を、長男の市川染五郎（４３）が十代目松本幸四郎を、染五郎の長男・松本金太郎（１１）が八代目市川染五郎を襲名することになり８日、都内で３人が会見した。高麗屋の三代そろっての襲名は１９８１年の初代白鸚、九代目幸四郎、七代目染五郎以来３７年ぶり２度目。