じん帯を損傷したＦＷ鄭大世（３３）は４試合ぶりの先発が濃厚。ここまでチームトップの９ゴールを決めてきたエースであり、主将である背番号９は、その背中で残留に導く覚悟を示した。眼光が鋭くなった。残り２試合で降格圏と勝ち点３差で迎えるホーム最終戦。報道陣から「何が重要か？」と問われたテセは、少し間を置いて

負傷交代。検査の結果「脳しんとう」と診断されたことを、この日、小林伸二監督（５６）が明かした。テセは浮き球にヘディングした際にＤＦカヌと激突。ピッチに倒れた後、タンカで運び出され、救急搬送されていた。日本サッカー協会が定めた「脳しんとうに対する指針」では６ステージ（最低６日間）からなる段階的復帰が求

ルがかかる一戦。古巣との対戦で燃えるＦＷ鄭大世（３３）に好クロスを送る。この日のアップ中、テセから“愛の苦言”を呈された。「クロスを上げるときは中を見ろ」。エースは今季、リーグ３位タイの４ゴールを挙げているが、左サイドバックの松原からのアシストは０。１６日の大宮戦（アイスタ）でも、前半２８分にテセが

ＦＷ鄭大世（チョン・テセ）が２日、３３歳の誕生日を迎えた。プロ１２年目のベテランは「３０歳を超えてから成長するのがＦＷ」とキッパリ。４日の広島戦（Ｅスタ）で今季のチーム１号を狙う。バースデーケーキを前にしたテセは「誕生日は憂鬱（ゆううつ）ですわ」と冗談を飛ばしつつ「僕の場合は実力でしか生き残れない。